キヤノン、「EOS M」用の望遠ズームレンズ「EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」、7月上旬発売

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2014/06/18 11:32

 キヤノンは、ミラーレスカメラ「EOS M」シリーズ専用の交換レンズ「EF-M」レンズの新製品として、コンパクトでスタイリッシュな望遠ズームレンズ「EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」を、7月上旬に発売する。税別価格は4万9000円。

EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM

EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM

 焦点距離55~200mm(35mmフィルム換算で88~320mm相当)の望遠ズームレンズ。ショートバックフォーカスを生かしながら、ガラスモールドの非球面レンズ1枚と、UDレンズ1枚を効果的に配置することで、ズーム全域で高画質を実現する。

 「EOS」シリーズ用交換レンズ「EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM」と比較して、全長を約22%小さく、重さを約31%軽くした。レンズ最大径を他の「EF-M」レンズと統一したコンパクトでスタイリッシュなデザインを採用している。

 AF(オートフォーカス)機能は、AF用アクチュエータ(駆動装置)と、カメラ側のAFアルゴリズムのマッチングを最適化し、高速AFを実現。動画に適した軽量なフォーカスリングや、リードスクリュータイプのステッピングモーター(STM)によって、静止画だけでなく、動画撮影時にも非常に静かでスムーズなAFを実現する。カメラ側のフォーカスモードが「AF+MF」の場合に、AF合焦後にフォーカスリングを回転するだけでマニュアルフォーカスに切り替えることができる「フルタイムマニュアルフォーカス機構」を搭載する。

 手ブレ補正機構は、シャッタースピード換算で3.5段分の手ブレ補正効果をもつ。サイズは最大径60.9×長さ86.5mmで、重さは約260g。フィルター径は52mm。