ジャングル、データ復元ソフトの最新版「完全復元14」、最新のPC環境に対応

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2014/04/11 17:27

 ジャングルは、4月10日、データ復元ソフト「完全復元」シリーズの最新版として、最新のWindows 8.1を搭載したPC環境にも対応する「完全データ復元PRO14」「完全デジカメデータ復元14」「完全ドライブ復元14」「完全復元PRO14Premium」4製品のダウンロード販売を開始した。パッケージ版は、4月17日に発売する。

完全データ復元PRO14シリーズ

完全データ復元PRO14シリーズ

 「完全データ復元PRO14」は、さまざまなデータ紛失のトラブルに対応するデータ復元ソフト。内蔵HDD、外付けHDD、USBメモリなどの外部メディアのデータ復元ができ、UEFI環境やソフトウェアRAID環境でのデータも復元できる。ファイルタイプは、docx/xlsx/pptxなどのオフィス文書や、動画、静止画、音声ファイル、メールなど、300種以上の拡張子に対応している。

 復元の操作は、ウィザード形式の3ステップインターフェースを採用。CDブート版作成機能を使って事前に起動用のCDを作成しておけば、Windowsが起動しなくなった場合でもCDからWindows PEで起動し、データの復元する。

「完全データ復元PRO14」の画面イメージ

「完全データ復元PRO14」の画面イメージ

 データ解析と削除ファイル検索を同時に行う「クラスタ先読み」機能によって、高速なスキャンを実現。独自のビデオストリーム再構成アルゴリズムによる高精度な動画ファイルの復元にも対応する。また、HDDの不良ブロックを確認する「HDD診断機能」や、HDDの現在の状態をイメージ化する機能などを備える。

 税別価格は、パッケージ版が1万800円、ダウンロード版が7380円、シリアル番号だけを販売するシリアル版が5980円。

 「完全デジカメデータ復元14」は、デジタルカメラで「読み取り不可」「要フォーマット」などのエラーが表示されたメモリカードのデータ復旧や、誤ってメモリカードをフォーマットしたり、データを削除したりといったデジタルカメラで使用する外部メディアのデータ紛失トラブルに対応する。

 ウィザード形式の簡単な操作でデータを復元することができ、25社/100種以上の主要デジタル一眼カメラのRAWデータ、中判/大判デジタルカメラのRAWデータにも対応する。USBメモリのデータも復元できる。

「完全デジカメデータ復元14」の画面イメージ

「完全デジカメデータ復元14」の画面イメージ

 誤ってフォーマットしてしまったメモリカードをすぐに使いたいとき、いったんメモリカードのイメージファイルを作成して、後から復元作業ができる「ディスクイメージング機能」を備える。他の復元ソフトでみられるHD動画復元時の音ズレも防ぐ。

 税別価格は、パッケージ版が7800円、ダウンロード版が4980円、シリアル版が4000円。

 「完全ドライブ復元14」は、誤ってパーティションを領域解放してしまったときや、ドライブ情報の欠落でPCが起動しなくなったときなどに、ドライブ情報を復元するパーティション情報復元ソフト。

 操作はウィザード形式の3ステップで、IDE/SCSI/SATA/SATA2/SATA3などの規格に対応している。ハードウェアRAID環境や2TBのHDDの復元もでき、認識しなくなったSSDやUSBメモリも復元できる。

「完全ドライブ復元14」の画面イメージ

「完全ドライブ復元14」の画面イメージ

 他の復元ソフトが行うHDDのスキャン後に、復元できるファイルリストから必要なファイルを選択する手間が不要で、トラブル発生以前の状態のまま復元。また、事前にCDブート版を作成しておけば、Windowsが起動しなくなったPCでも復元できる。

 税別価格は、パッケージ版が7800円、ダウンロード版が4980円、シリアル版が4000円。

 「完全データ復元PRO14」「完全デジカメデータ復元14」「完全ドライブ復元14」の対応OSは、Windows 8.1/8/7(SP1以降)/Vista(SP2以降)/XP(SP3以降)。

 「完全復元PRO14Premium」は、「完全データ復元PRO14」「完全デジカメデータ復元14」「完全ドライブ復元14」のセット。パッケージ版のみで、税別価格は1万9800円。