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ソニー、USB-DAC搭載のマルチオーディオプレーヤーシステム「MAP-S1」、スピーカーシステム「SS-HW1」も

ニュース

2014/03/20 15:02

 ソニーは、ハイレゾ・オーディオ再生に対応し、CDや圧縮音源のアップスケール技術DSEE HXを搭載したマルチオーディオプレーヤーシステム「MAP-S1」と「MAP-S1」と組み合わせて使えるピアノ塗装仕上げのスピーカーシステム「SS-HW1」を、4月19日に発売する。

 「MAP-S1」、「SS-HW1」

「MAP-S1」と「SS-HW1」

 「MAP-S1」は、DSD音源(2.8MHz)と最大192kHz/24ビットPCM方式のハイレゾ音源に対応し、CDを上回る豊富な情報量の音源を再生して、スタジオやコンサートでの息づかい・空気感をよりリアルに体験できるマルチオーディオプレーヤーシステム。

 デジタルアンプをハイレゾ音源向けに最適化したS-Master HXを搭載することで、より広い帯域でノイズや歪みを低減する。きょう体には、重量感のある1mm厚の高剛性シャーシを採用し、大型のトランスを用いることで、低域から高域までの豊かで安定した再生を実現した。

 圧縮音源のアップスケール技術「DSEE HX」を搭載。さまざまなパターンの音の波形を独自の分析技術で解析し、CDやMP3などの圧縮音源の情報を最大192kHz/24ビットのハイレゾ音源相当に拡張して再生する。PCやUSBメモリに保存した圧縮音源、ラジオ、Bluetooth接続したモバイル端末の音源、ストリーミングサービスの音源のアップルケーリングもできる。USBで接続したPCやハイレゾ対応ウォークマンUSBメモリに保存した音源などを、手軽に高音質で再生するUSB-DAC機能を搭載する。

 IEEE802.11b/g準拠の無線LANで、音楽配信サービスのMusic Unlimitedやradiko.jp、TuneIn Radioなどのインターネットラジオサービスのストリーミング再生ができ、PCやホームサーバーに保存したハイレゾ音源などを、家庭内のネットワーク経由でワイヤレス再生することもできる。さらに、BluetoothとNFC(近距離無線通信)に対応し、NFC対応スマートフォンをかざすだけでペアリングができる。

 サイズは幅251×高さ115×奥行き290mmで、重さは約5.6kg。カラーは、シルバー、ブラックの2色。価格はオープンで、実勢価格(税別)は6万5000円前後の見込み。

 「SS-HW1」はピアノ塗装を施し、経年変化や気候変化に左右されにくい安定した響きを実現するスピーカーシステム。突板によって、高級感のある木目の外観に仕上げた。

 前面と上面には、「WDスーパートゥイーター」を搭載。左右・上方向にも指向性を拡大しているので、聴く位置や高さが変化しても音色の変化が少なく、広いエリアで高音質の音楽が楽しめる。  ウーファーには、マイカフレークを発泡セル状に成型して、合成繊維を配合して強度を高めたMRC(Mica Reinforced Cellular)振動板を採用。しっかりとした低音と密度の高い中音域の再生する。

 1台あたりのサイズは幅171×高さ309×奥行き273mmで、重さは約5.1kg。価格はオープンで、実勢価格(税別)は5万6000円前後の見込み。