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ニコン、光学60倍ズームのコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX P600」、明るいレンズの「COOLPIX P340」も

ニュース

2014/02/07 18:59

 ニコンは、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX P」の新機種として、「COOLPIX」史上最高の光学60倍ズームレンズを搭載した「COOLPIX P600」と、明るいレンズと大型センサを備える「COOLPIX P340」を、2月27日に発売する。

COOLPIX P600

COOLPIX P600

 手ブレ補正に、シャッタースピード3.5段相当の補正効果を発揮する「レンズシフト方式手ブレ補正(VR)」機能を搭載し、手ブレしやすい高倍率ズームでの望遠でも安心して撮影できる。また、走行中の乗り物の中からの撮影や、歩きながら撮影する際などに生じる大きな揺れに対して、手ブレを効果的に軽減して簡単にフレーミングできる「ACTIVEモード」を搭載する。

 IEEE802.11b/g準拠の無線LAN機能で、撮影した画像をスマートデバイスへワイヤレスで転送できる。また、専用アプリ「Wireless Mobile Utility」で、スマートフォンタブレット端末の画面で液晶モニタの表示画像を確認して、リモート撮影できる。

 AF(オートフォーカス)動作の高速化や最適化によって、AF合焦時間や撮影タイムラグを短縮。スムーズなフォーカシングで撮影チャンスを逃さず、ストレスなく撮影ができる。

 マニュアルフォーカス時に、液晶モニタやビューファインダー上で、ピントが合っている場所を白色で強調表示してピント合わせをサポートする「ピーキング」や、設定した露出を液晶モニタで確認できる「Mモード露出反映表示」、被写体の大きさや位置にあわせてAFエリア選択することでピント調整の自由度を向上する「AFエリア選択」など、画づくりをサポートする多彩な機能を備える。

 「COOLPIX P600」は、焦点距離4.3~258mm(35mmフィルム換算で24~1440mm相当)の光学60倍ズームNIKKORレンズと、有効画素数1605万画素の裏面照射型CMOSセンサを搭載。

 電子ズーム領域でも解像感を保ったまま120倍までズームできる「ダイナミックファインズーム」機能を搭載。レンズ前約1cmのマクロ撮影から超望遠撮影や広角撮影まで、幅広い撮影シーンに対応する。

 レンズには、ニコンの一眼レフカメラ交換レンズでも使用している「スーパーED(特殊低分散)レンズ」を、「COOLPIX」として初めて採用。効果的に色収差を修正することで、高倍率でも解像感の高い画像が得ることができる。

 背面には、バリアングル液晶モニタを搭載。自在なアングルで撮影できる。また、EVF(電子ビューファインダー)や、よく使う機能を割り当てられる「Fn(ファンクション)ボタン」、ズーム操作時の手ブレを防ぐ「サイドズームレバー」など、本格的な撮影を楽しめる機能を備える。

 対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、内蔵メモリは約56MB。サイズは幅125.0×高さ85.0×奥行き106.5mmで、重さは約565g。カラーは、ブラック、レッドの2色。価格はオープンで、実勢価格は5万5000円前後の見込み。

COOLPIX P340

COOLPIX P340

 「COOLPIX P340」は、開放F値1.0と明るく、焦点距離5.1~25.5mm(35mmフィルム換算で24~120mm相当)の光学5倍ズームNIKKORレンズと、有効画素数1219万画素で、大型の裏面照射型CMOSセンサを搭載。

 明るいレンズと大型センサを組み合わせることで、立体感や鮮鋭感を再現するとともに、7枚羽根虹彩絞りによって、自然で美しい背景ボケが楽しめる。また、レンズ前2cmまで寄ることができるマクロ機能や、電子ズーム領域でも解像感を保ったまま10倍までズームできる「ダイナミックファインズーム」を備える。

 露出モードは、「プログラムオート」「シャッター優先オート」「絞り優先オート」「マニュアル露出」の4種類。レンズ鏡筒まわりには、直感的なズーム位置や露出などの調整に対応する「コントロールリング」を配置する。

 対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、内蔵メモリは約56MB。サイズは幅103.0×高さ58.3×奥行き32.0mmで、重さは約194g。カラーは、ブラック、ホワイトの2色。価格はオープンで、実勢価格は4万5000円前後の見込み。