LTE対応モバイルデータ通信サービス「U-mobile*d」、月1GBまで月額714円

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2013/09/02 17:40

 U-NEXTは、MVNO(仮想移動体通信)事業を支援するMVNE事業をフリービットと共同で開始し、税込み月額714円から利用できる自社ブランドのLTE対応モバイルデータ通信サービス「U-mobile*d」を9月1日に開始した。

 「U-mobile*d」は、NTTドコモのLTEに対応した高速データ通信サービス。LTE対応のSIMフリー端末やドコモの「Xi」対応端末に提供するSIMカードを挿入すると、ドコモのLTEサービスエリアでは、下り最大112.5Mbps/上り最大37.5Mbpsの速さでデータ通信できる。提供するプランは、2段階定額制の「ダブルフィックス」と月額定額制の「スタンダード」の二つ。当初はmicroSIMサイズのデータ通信専用SIMカードだけを提供し、今後、nanoSIM/標準SIMサイズのSIMカードを提供する予定。

 「ダブルフィックス」の場合、税込み月額714円でデータ通信量1GBまで利用でき、1GBを超えると税込み月額2079円となる。どれだけ使用しても上限額は一定だが、1か月のデータ通信量が3GBを超えると、送受信時の通信速度を最大128kbpsに制限する。

「ダブルフィックス」の料金イメージ

「ダブルフィックス」の料金イメージ

 「スタンダード」の場合、税込み月額1764円で上限なく利用できるが、「ダブルフィックス」同様、1か月のデータ通信量が3GBを超えると、送受信時の通信速度を最大128kbpsに制限する。

 初期費用は業界最安値の税込み2100円で、サービス利用開始月の料金は無料。最低利用期間の設定はない。ただし、解約時にSIMカードを返却する必要があり、紛失した場合や返却しない場合は、税込み2100円の費用が発生する。また、無料通話アプリの利用などに必須のSMSを従量課金制で利用できる「SMSオプション」を月額150円(税別)で提供する。

 SIMカードは9月中旬から出荷する。10月にはオンライン申込みと、データ通信量が3GBを超え、速度制限の対象となった場合の増速オプションの販売を開始する。さらに、クラウド型メールや050番号のIP電話などのオプションを順次整備していく。