カシオ、ハガキ&フォトプリンタ「PCP-2200」と「PCP-800」、大きな液晶画面で簡単操作

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2013/08/26 13:07

 カシオ計算機は、PCを使わずにハガキや写真を印刷できるハガキ&フォトプリンタ「プリン写ル」シリーズの新製品として、「PCP-2200」と「PCP-800」を9月12日に発売する。

「PCP-2200」(左)と「PCP-800」

「PCP-2200」(左)と「PCP-800」

 写真を鮮やかに表示する大型のカラー液晶画面を搭載。ハガキの作成状況・手順や、写真のトリミングイメージなどが確認できる。

 住所録は1000件まで保存でき、入力時には郵便番号から住所を自動表示する。また、PCに保存している住所録(Jアドレス/CSV形式)をメモリカード経由で登録できる。

 ハガキのデザインは、年賀状260種類と、暑中・寒中見舞いや結婚・出産のお祝いや報告などに便利な192種類を搭載。デザインを選択するだけで、簡単にハガキをつくることができる。さらに、1000種類の多彩なデザインから自分の用途にあった年賀状を作成できる「年賀状イラスト集2014」(メモリーカードつき)が付属する。

 操作手順の音声ガイド機能や、写真データを「水彩」「油彩」「色鉛筆」「パステル」「淡彩点描」「ししゅう」「シルクスクリーン」「ガッシュ」の8種類の絵画調に変換する絵画変換機能を搭載。写真カレンダーや絵画変換を用いた絵ハガキなど、飾ってほしい1枚をつくる際に便利な宛名面メッセージ入力機能を備える。

 本体メモリには、写真データ100件、絵画変換やコメントなどを入れた作成データを30件保存でき、トップメニューからダイレクトに呼び出すことができる。

 対応メディアは、SDHC/SD/MMC/CF(TypeI/TypeII)/メモリースティック/メモリースティックPRO/メモリースティックデュオ/メモリースティックPROデュオ/xD(TypeM/TypeM+を含む)。変換アダプタで、miniSD/microSDHC/microSDカードにも対応する。

 「PCP-2200」は、タッチパネル機能つき8インチ液晶ディスプレイ(解像度800×600)を搭載。画面にタッチして直感的に操作できる。

 液晶画面に手書きした文字を認識して活字に変換する手書き文字認識機能を備える。ハガキの宛名や写真へのコメントをキーボードを使わずに入力でき、読みがわからない文字を入力したい場合にも役立つ。また、都道府県や市区町村・町域のリストから、タッチパネルで選択して住所と郵便番号を入力することもできる。

 サイズは幅263.0×高さ158.5×奥行き164.0mmで、重さは約2.5kg。価格はオープンで、実勢価格は5万5000円前後の見込み。

 「PCP-800」は、7インチカラー液晶ディスプレイ(解像度800×480)を搭載する。サイズは幅263.0×高さ156.5×奥行き164.0mmで、重さは約2.5kg。価格はオープンで、実勢価格は4万3000円前後の見込み。