専用マイボトルでつくる次世代飲料「drop」、時間がたってもおいしく飲める

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2013/07/09 20:18

 サントリー食品インターナショナル(サントリー)と魔法瓶メーカーのサーモスは、香り豊かなコーヒーやお茶などを専用ボトルでつくって飲めるマイボトルドリンク「drop(ドロップ)」を共同開発し、10月下旬(予定)に東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県の「セブン-イレブン」で先行発売する。

全12種類の「dropポーション」と「drop専用ボトル」

全12種類の「dropポーション」と「drop専用ボトル」

 こだわりのおいしさを、専用マイボトルで、時間がたっても楽しめる次世代飲料をコンセプトに共同開発した。サントリーが専用密封ポーション入り濃縮飲料「dropポーション」を、サーモスが「drop専用ボトル」を企画・開発・製造する。

 3年をかけて完成したマイボトルドリンク「drop」は、サーモスが独自開発した真空断熱技術を採用した「drop専用ボトル」に、サントリーが独自に開発した専用の「dropポーション」を注ぎ、水またはお湯を入れてつくる。「drop専用ボトル」は、飲み物を最適な温度で長時間保つことができ、「dropポーション」を簡単に開封できるハンドルや、飲み物のいれたての香り立ちを楽しめる広口構造など、「drop」専用設計モデルとして開発した。

 「dropポーション」は、「抹茶入り緑茶」「香る烏龍茶」「白桃烏龍茶」「ベルガモットアールグレイ」「ジャスミン茶」「マイスターブレンド(ブラックコーヒー)」「深煎りエスプレッソ」「焦がしキャラメルコーヒー」「芳醇カシスコーヒー」「HOTでおいしいオレンジ」「太陽のアセロラ」「あまとろ梅(梅ドリンク)」の12種類。工場で中味を充填して、密封してから専用ボトル内で飲む前に開封するための新容器「専用密封ポーション」を採用し、従来の缶やペットボトル入りの清涼飲料では使用が困難だった原料をふんだんに使用している。価格は90円。

 「drop専用ボトル」は、口径約64mm、容量0.28リットルの真空断熱ボトル。カラーはホワイト。サイズは幅11.5×奥行き8.5×高さ15cmで、重さは約0.4kg。価格は1980円。将来は、コンビニエンスストアやインターネット通販などを通じて全国で販売する計画だ。