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ボーズ、同社初のインイヤー型ノイズキャンセリングヘッドホン、騒音を完全にシャットアウト

ニュース

2013/06/07 18:23

 ボーズは、6月6日、東京・渋谷のヒカリエでユーザー参加型イベント「Bose IMPACT 2013」を開催し、同社初のインイヤー型ノイズキャンセリングヘッドホン「Bose QuietComfort 20 Acoustic Noise Cancelling headphones」と小型Bluetoothスピーカー「SoundLink Mini Bluetooth speaker」を発表した。

「Bose IMPACT 2013」を開催

「Bose IMPACT 2013」を開催

 イベントの冒頭、挽野元社長は「今夜はサウンドの歴史が変わる夜。これまで市場に登場したどのヘッドホンとも違う新しいヘッドホンを紹介する」と話し、「QuietComfort 20」を披露した。

「QuietComfort 20」を紹介する挽野社長

「QuietComfort 20」を紹介する挽野社長

 「QuietComfort 20」は、同社初のインイヤー型ノイズキャンセリングヘッドホンで、圧倒的な消音性を実現した。二つの内蔵小型高性能マイクで外部から入ってくる騒音を検知し、独自のデジタル回路で騒音とは逆位相の音波を再生して騒音を相殺。雑踏のなかでも驚くほどの静けさをつくりだす。

QuietComfort 20

QuietComfort 20

 イベントでは来場者のなかから一人が選ばれ、ステージ上で「QuietComfort 20」を視聴。会場内が騒音に包まれても視聴中の参加者はまったく気がつかないほどの消音性をアピールした。

「QuietComfort 20」を外して初めて騒音に気がつく参加者

「QuietComfort 20」を外して初めて騒音に気がつく参加者

 さらに、ヘッドホンを外さずに周囲の音を聞き取りながら音楽が楽しめる「Awareモード」を搭載。マイクから入った騒音のうち不快な騒音だけを抑え、警笛やアナウンスなど、周囲の必要な音と音楽を同時に聞き取ることができる。「Awareモード」は、ケーブルのY字ジョイント部分のボタンで切り替える。

Y字ジョイント部分で「Awareモード」の切り替えができる

Y字ジョイント部分で「Awareモード」の切り替えができる

 新開発のイヤーチップ「StayHear+チップ」は、チップを耳のなかに深く押し込まないので圧迫感がなく、長時間装着しても快適だ。発売は9月。価格はオープンで、実勢価格は3万1500円前後の見込み。

耳のくぼみにフィットする新開発のイヤーチップ

耳のくぼみにフィットする新開発のイヤーチップ

 「SoundLink Mini Bluetooth speaker」は、アルミボディのBluetooth対応ワイヤレススピーカー。サイズは幅180×高さ51×奥行き59mmで、重さは約655g。一般的なタブレット端末と同程度の重さで、気軽に持ち運べる。

SoundLink Mini Bluetooth speaker

SoundLink Mini Bluetooth speaker

 2枚のラジエータを向かい合わせに配置した新設計の「デュアル・オポージング・パッシブラジエーター」を採用し、振動を抑えながら深みのある重低音を再生する。また、独自新開発の高効率トランスデューサは同サイズの従来型に比べて約2倍の空気を動かし、クリアな中高域サウンドを再生する。発売日は7月12日。価格はオープンで、実勢価格は2万2890円前後の見込み。

 「Bose IMPACT 2013」は、5月に参加者をウェブサイト上で募った際、先着660人の定員を大幅に上回る応募があり、急遽参加人数を増員。当日は予定のほぼ倍となる約1200人が来場した。