ヤマハ、「シネマDSP」搭載の5.1ch対応AVレシーバー「RX-V375」、Amazon.co.jp限定で発売

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2013/04/03 17:11

 ヤマハミュージックジャパンは、音場創生技術「シネマDSP」や、全チャンネルディスクリート構成のパワーアンプを搭載した5.1ch対応のAVレシーバー「RX-V375」を、Amazon.co.jp限定で4月上旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は2万5000円前後の見込み。

RX-V375

 上位モデルが採用するチャンネルあたりの実用最大出力135Wのディスクリート構成パワーアンプを新たに搭載。回路の最短化とローインピーダンス化など、ブルーレイディスク(BD)のHDオーディオや地上デジタル放送の5.1chサラウンドに対応する。

 独自の音場創生技術「シネマDSP」で、大画面テレビにふさわしい立体音場を創造。圧縮音声をより魅力的に再生するミュージックエンハンサーを搭載する。携帯端末内の音楽コンテンツやネットワーク対応テレビの動画コンテンツなどの圧縮音声を、いきいきとした音で楽しめる。

 4K映像伝送(パススルー)、3D映像伝送、オーディオリターンチャンネル(ARC)、主要メーカー製テレビ/レコーダーとのリンク機能などに対応した4入力/1出力のHDMI端子を搭載。HDMIケーブル1本でテレビと接続できる。

 フロントパネルには、携帯オーディオプレーヤーやUSBメモリなどを接続して音楽再生ができるUSB端子を搭載。iPod/iPhoneを接続した場合は、デジタル伝送による高音質再生やバッテリの充電、リモコンでのiPod/iPhoneの操作に対応する。

 付属のマイクを接続して、視聴位置に置いて調整モードを開始するだけで、部屋に合わせた音響特性を目的別に得られる「YPAO(Yamaha Parametric Room Acoustic Optimizer)」を備える。よく使う映像ソースや音場プログラムの組み合わせを簡単に呼び出すことができ、指定したテレビやレコーダーを連動して起動する四つの「SCENE」ボタンや、日本語対応OSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)を搭載する。

 機能を制限することなく使用時の消費電力を約20%低減し、「ながら視聴」やBGMユースなど、長時間使用時に便利な「ECOモード」を備える。さらに、スタンバイ時の待機消費電力を0.3W以下に抑え、電源の切り忘れを防ぐ「オートパワーダウン」によって、トータルで省電力を実現する。

 サイズは幅435×高さ151×奥行き315mmで、重さは約7.5kg。