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富士フイルム、コンパクトデジカメ「FinePix」から「F900EXR」と「F820EXR」、処理速度が倍に向上

ニュース

2013/02/01 11:41

 富士フイルムは、コンパクトデジタルカメラ「FinePix」の新製品として、画像処理エンジン「EXRプロセッサーII」を搭載した「FinePix F900EXR」と「FinePix F820EXR」を、3月9日に発売する。

FinePix F900EXR

 従来の2倍の処理速度をもつ画像処理エンジン「EXRプロセッサーII」によって、起動時間1.1秒、撮影間隔0.5秒、連続撮影では「FinePix F900EXR」が最大で毎秒11コマ、「FinePix F820EXR」は最大で毎秒9コマの高速レスポンスを実現した。

 108パターンのなかからシーンに合わせた撮影条件を自動設定し、あらゆるシーンで高画質な撮影ができる「プレミアムEXR AUTO」や、「トイカメラ」「ソフトフォーカス」など、8種類の撮影効果で高度なアート効果を手軽に楽しめる「アドバンストフィルター」、光学式手ブレ補正機能を備える。

 動画撮影は、毎秒60コマのフルハイビジョン動画に対応し、動画撮影中でも光学ズームや静止画撮影ができる。動いている人物の顔にピントを合わせたまま撮影する「顔追尾AF」は、6種類のシーン認識機能を備える。対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、UHS-Iカードにも対応する。

 「FinePix F900EXR」は、35mmフィルム換算で25~500mm相当のフジノン光学式20倍ズームレンズを搭載。超解像技術によって、デジタルズーム40倍でも美しい画像が得られる。

 1600万画素の裏面照射型「EXR CMOS II」センサに位相差画素を配置することによって、世界最速のAF(オートフォーカス)速度0.05秒を実現。被写体やシーンに応じて、自動的にコントラストAFに切り替わることで、あらゆるシーンで高速なピント合わせを行う。明るいF値での撮影など、入射角の厳しい条件でも、高精度でのピント合わせができる。

 撮影した写真や動画をスマートフォンタブレット端末無線LANで送信することができ、無料アプリ「FUJIFILM Camera Application」を使えば、カメラ内の画像を最大30枚まで一括送信できる。データ受信専用の無料アプリ「FUJIFILM Photo Receiver」も用意する。

 さらに、高速赤外線通信(IrSimple/IrSS)機能を備えた携帯電話への画像送信や、無線LANルータに接続したPCへのデータ送信ができる。

 サイズは幅105.1×高さ61.0×奥行き36.0mmで、重さは約232g。カラーは、ブラック、レッド、シャンパンゴールド、ネイビーブルーの4色。価格はオープンで、実勢価格は4万円前後の見込み。

FinePix F820EXR

 「FinePix F820EXR」は、35mmフィルム換算で25~450mm相当のフジノン光学式18倍ズームレンズを搭載。超解像技術によって、デジタルズーム36倍でも美しい画像が得られる。撮像素子は、1600万画素の「EXR CMOS」センサ。

 サイズは幅105.1×高さ63.3×奥行き36.0mmで、重さは約230g。カラーは、レッド、ブラック、ホワイト、オリーブの3色。価格はオープンで、実勢価格は3万円前後の見込み。