セブン&アイ、無料Wi-Fiサービス「セブンスポット」を全国に拡大、1万店舗以上に

サービス

2012/11/28 17:59

 セブン&アイ・ホールディングスは、セブン-イレブン、イトーヨーカドー、そごう・西武、デニーズなどの店内で、高速インターネット接続や限定コンテンツを提供する無料Wi-Fiサービス「セブンスポット」を、12月1日に全国に拡大する。

「セブンスポット」ロゴ

 「セブンスポット」は、無料の会員登録をすることで、最大60分×3回のフリーインターネット接続サービスが利用できるサービス。光ネットワークでの接続回線をもつ無料Wi-Fiサービスとして、2011年12月に開始した。これまで東京23区内で提供してきたが、他エリアからの要望が強く、展開地域の拡大が求められていたことから、全グループの店頭への「セブンスポット」敷設工事を行い、今年12月1日にサービスを全国に拡大する。

 12月1日時点で展開する店舗は、セブン-イレブン約1万300店舗、イトーヨーカドー約170店舗、そごう・西武23店舗、デニーズなど約250店舗。小売業主体のWi-Fiサービスとしては国内最大規模となる。

 「セブンスポット」は、フリーインターネット接続サービスを提供するとともに、来店客に情報・コンテンツを提供することで、「ネットとリアル」を融合した各種サービスを展開。店舗での利便性を高めるほか、災害などの有事の際に一般開放することで、インフラとしての役割を担う。

 12月1~25日には、スマートフォン限定でAKB48メンバー10人のクリスマス限定壁紙を日替わりで配信する「AKB48 クリスマスキャンペーン」など、「セブンスポット」グランドオープン記念キャンペーンを実施する。