ドコモ、冬モデル向けにサービスを拡充、『ちびまる子ちゃん』があなたの執事に!?

サービス

2012/10/12 16:36

 NTTドコモは、10月11日、2012年冬モデルの発表会を開催し、スマートフォン向けのサービスを拡充することを明らかにした。音声認識機能「しゃべってコンシェル」、コンテンツ配信サービス「dマーケット」の拡充のほか、「電話帳」「spモードメール」をクラウド化する。

「しゃべってコンシェル」のキャラクター「ひつじのしつじくん」

 音声認識による秘書機能「しゃべってコンシェル」は、11月から情報検索の対象ジャンルや呼出対象機能を拡大し、より適切なサービスや機能を利用できるようにする。

 検索の対象ジャンルに占いやショッピングなどを加え、既存の17ジャンルから31ジャンルに拡大。呼出対象機能は「iチャネル」や「災害用キット」などを加え、従来の9機能から104機能に拡大する。さらに、一部の対象ジャンルでは、性別や年齢などのプロフィール情報に合わせた回答が可能となる。

 コンシェルジュ役のキャラクターも増える。これまでの「ひつじのしつじくん」「メイドのメイちゃん」に加えて、『ハローキティ』『ガチャピン・ムック』『ちびまる子ちゃん』などのキャラクター、さらにお笑い芸人の渡辺直美さんなどが登場する。

新たに加わるキャラクターたち

 新キャラクターの利用には、月額315円のspモード契約料のほか、別途キャラクターごとに利用料金が必要。料金はコンテンツ提供社によって異なる。サービス開始時期は11月の予定。

 また、スマートフォン向けコンテンツを提供する「dマーケット」に、ゲームを提供する「dゲーム」とネットショッピングサービス「dショッピング」を追加する。

 「dゲーム」では、大手のゲーム会社と協力し、ドコモが厳選したゲームを提供。サービス開始時点ではソーシャルゲームを中心に、ドコモオリジナルタイトルを含む15タイトルを用意した。サービス開始時期は11月下旬。ドコモ以外のスマートフォン・携帯電話でも利用することができる。

 「dショッピング」は、スマートフォンやタブレットで利用できるネットショッピングサービス。「ドコモ ケータイ払い」に対応し、購入代金を毎月の携帯電話料金と一緒に支払うことができる。

 「電話帳」は11月にクラウド化するとともに、サービス名を「ドコモ電話帳」として新たに提供する。電話帳データをクラウド上で保存・管理することで、機種変更時のデータ移行や端末の故障、紛失時などに簡単にクラウドから電話帳データを復旧できる。このほか、自分のプロフィール情報を変更した際に、電話帳に登録している友人などへ一斉に通知できる「電話帳変更お知らせ」機能などの便利機能も提供する。利用料金は無料。

ユーザーインターフェースを一新した「ドコモメール」

 スマートフォン向けに提供しているメールサービス「spモードメール」は、2013年1月にクラウド化し、「ドコモメール」として新たに提供する。マルチデバイスでメールが利用でき、機種変更時のデータ移行や端末の故障時や紛失時など、データを消失した場合のデータ復旧も簡単になる。また、クラウド化に合わせてユーザーインターフェースやデザインを一新し、よりわかりやすく直感的に操作できるようにした。利用料金は無料。

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