JPEG画像を劣化なく最大5分の1に圧縮する「JPEGminiフォトサーバー」

ニュース

2012/06/29 18:37

 ジャパン・トゥエンティワン(加藤充社長)は、JPEG画像の画質を保持しながら画像ファイルサイズを最大5分の1に縮小し、ウェブサーバーの占有量やデータ転送量を大幅に削減するイスラエルICVTのLinuxサーバー用静止画圧縮ソリューション「JPEGminiフォトサーバー」の販売を開始した。

オリジナル画像(左)と、JPEGmini技術で5分の1に圧縮した画像を比較

 オリジナル写真の解像度、画質、JPEGフォーマット形式を保持しながら、ファイルサイズを最大5分の1に縮小することができる。画像ファイルの容量を減らし、ウェブサーバーの占有量やデータ転送量を大幅に削減する。コストメリットに加え、サイトを訪れるユーザーの快適性を大幅に高めることができる。

 Linuxサーバー向けで、Redhat EL 6.2、Ubuntu LTS Server 10.04、SuSE ES 11.4、Debian 6、Amazon Linux AMI 2011.09など主要なLinuxディストリビューションをサポート。フォルダ内のファイルをまとめて圧縮できる。税別価格は年間24万円。

 ICVTは、画像を1点ずつアップロードして、同様にファイルサイズを縮小した画像をダウンロードできる無料のウェブサービス「JPEGmini」を提供。さらに今春から、フォルダーごとにJPEG画像を圧縮するMac向けアプリを、Mac App Storeで販売している。最適化処理が1日20ファイルに制限されている無料版「JPEGmini Lite」と、1700円の有料版「JPEGmini」を用意する。対応OSは、OS X 10.6以降。

・Mac用アプリ無料版「JPEGmini Lite」をダウンロード
・Mac用アプリ有料版「JPEGmini」をダウンロード