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JVCケンウッド、デジタルビデオカメラ「Everio」の新モデル4機種、Wi-Fi Direct対応モデルなど

ニュース

2012/02/02 18:54

 JVCケンウッドは、2月2日、JVCブランドのデジタルビデオカメラ「Everio(エブリオ)」の新モデルとして、ハイエンドモデル「GZ-G5」と、Wi-Fi Direct対応の「GZ-VX770」「GZ-EX270/EX250」を2月下旬に発売すると発表した。価格はオープン。

Wi-Fi Direct対応の「Everio GZ-VX770」

 発表会見の冒頭、ホーム&モバイル事業グループ事業企画統括部の鈴木雅之部長は「YouTubeやFacebookなどのネットサービスの台頭によって、動画コミュニケーションが広がっている。われわれはビデオカメラに先端技術を組み込み、動画コミュニケーション市場に楽しさを提供していきたい。今後『Everio』シリーズは3D対応モデルや将来発売する4K2K対応モデルなどを含む『ハイクオリティー・ライブ・パフォーマンス』と、Wi-Fi対応モデルなどの『ネットワーク・ライブ・コミュニケーション』の二本柱で展開していく」と、今後の事業戦略を語った。 

「Everio」の今後の方向性を語る鈴木統括部長

ハイクオリティモデルから高感度&高画素の「GZ-G5」



 「GZ-G5」は、独自の明るい「F1.2 GTレンズ」と高感度の裏面照射CMOSセンサを備え、最低照度2ルクスを実現。夜景などの暗いシーンの撮影でも、明るくノイズが少ない鮮やかな映像を撮影できる。

 ハイビジョン規格で最大本数となる水平解像度が1080TV本の撮影に対応。人物や風景の撮影時の微細な部分の表現も高精細に再現する。また、通常のインターレース方式の約2倍の情報量をもつ60p映像のAVCHDプログレッシブに対応し、ちらつきの少ない鮮明な映像を楽しめる。

 光学式手ブレ補正機能では「パワードアクティブモード」を搭載。従来モデルに採用した「アクティブモード」に比べ、ワイド端での補正エリアが約3.5倍まで拡大した。

 レンズは光学10倍ズーム。記録メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、64GBの内蔵メモリを備える。サイズは幅57×高さ63×奥行き129mmで、重さは約360g。実勢価格は11万円前後の見込み。 

ハイエンドモデル「GZ-G5」

ネットワークモデルから「GZ-VX770」「GZ-EX270/EX250」の3機種が登場



 「GZ-VX770」「GZ-EX270/EX250」は、Wi-Fi DirectによるWi-Fi接続やホームネットワーク接続に対応。専用アプリをインストールしたスマートフォンやタブレット端末から、ズームや録画/停止などの基本的な操作ができる「モニタリング」機能を備える。

 このほか、顔や動きを検出して静止画を自動撮影し、Eメールに添付して送信する「お知らせメール」機能や、短いメッセージ動画を簡単に送信できる「ビデオメール」機能、撮影した映像を手軽に共有できる「動画・静止画転送」機能を備える。

 3機種とも、記録メディアはSD/SDHC/SDXCカードと内蔵メモリ。3.0型のタッチパネル液晶を搭載し、撮像素子には裏面照射CMOSセンサを採用する。

 「GZ-VX770」は、光学10倍ズームまでの撮影に対応する。レンズはF1.2のスリムレンズで、最低照度1ルクスでの高感度撮影を実現する。内蔵メモリは32GB。サイズは幅36×高さ57×奥行き115.5mmで、重さは約215g。実勢価格は10万円前後の見込み。 

明るいレンズを採用した「GZ-VX770」

 「GZ-EX270」は32GB、「GZ-EX250」は16GBの内蔵メモリを搭載。両機種とも光学40倍ズームレンズを備える。サイズは幅51×高さ55×奥行き117mmで、重さは約195g。実勢価格は「GZ-EX270」が7万円前後、「GZ-EX250」が6万円前後の見込みだ。

エントリモデルの「GZ-EX270/EX250」