KDDI、「海外ダブル定額」対象事業者を70の国・地域に拡大

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2011/12/27 19:42

 KDDIと沖縄セルラーは、日本時間の2012年1月1日午前0時から、auの携帯電話・スマートフォン向けの海外パケット定額サービス「海外ダブル定額」の対象となる海外事業者に、グアムのPulse MobileやベトナムのVinaphone、インドネシアのPT Indosatなど、39の事業者を追加すると発表した。

 今回の追加によって、「海外ダブル定額」を利用できる国・地域は、12月26日時点で国大通信事業者最大となる70の国・地域に拡大。海外でも利用可能なau携帯電話・スマートフォンで、「海外ダブル定額」の対象事業者に接続すれば、いくら使っても1日あたりの最大料金で済むので、安心してデータ通信を行うことができる。

新たに追加する「海外ダブル定額」対象事業者

 1日あたり最大1900~2980円程度で、インターネットやメールなどのパケット通信を制限なく使うことができる「海外向けパケット定額サービス」は、2011年7月、ソフトバンクモバイルが導入し、他の携帯電話会社も追従した。KDDIは、au携帯電話の国内パケット通信料定額サービス契約者を対象に、今年3月1日から「海外ダブル定額」という名称でサービスを開始した。サービス開始当初の利用可能エリアは、アメリカ、中国、韓国など23の国・地域で、先行していたソフトバンクモバイル、NTTドコモより事業者数は少なかった。