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バッファロー、HDDレコーダー「ゼン録 DVR-Z8」、地デジ全8局を8日間録画できる「究極のレコーダー」

ニュース

2011/10/19 19:32

 バッファローは、10月19日、地上デジタル放送の全8チャンネルを8日間にわたって連続で録画できるテレビ用HDDレコーダー「ゼン録 DVR-Z8」を12月中旬に発売すると発表した。製品説明会で、事業本部デジタルホーム事業部の石井希典事業部長は「究極のレコーダー」と紹介した。価格はオープンで、実勢価格は10万円前後の見込み。

「究極のレコーダー」として位置づける「ゼン録 DVR-Z8」

 全番組録画機能で、地デジ放送8チャンネルを最大8日間に渡って録画することができるテレビ用HDDレコーダー。「タイムシフト」でボタンを押すだけで全チャンネルを録画でき、録画予約の操作がいらない。

 HDD容量は2TBで、約1.7TBを一次保存の全番組録画用として使う。約300GBを保存用の領域として備えるが、基本的には「録画予約のし忘れ」「あとから番組の放送を知った」「テレビをつけたら、たまたま面白い番組だったので最初から視聴したい」などといった要望に応える製品だ。 

あたかも今放送しているかのようにチャンネルを変えて視聴できる

 石井事業部長は、「レコーダーの課題は番組予約にあった」として、「録るためではなく、見るためのレコーダー。レコーダーを地デジ化していない初心者を中心に購入を促していく」と商品戦略を語った。また、「時間の概念を解放する製品。『究極のレコーダー』として、地デジ対応のブルーレイディスク(BD)レコーダーのユーザーに対して、価値を提供する製品であることも訴えていく」とした。 

石井希典事業部長

 バッファローは、テレビ用レコーダー新ブランドとして「らくらくTVレコーダー」を立ち上げており、「DVR-Z8」を中核に据えて、「テレビ関連の市場を積極的に攻めていく」(石井事業部長)という方針を打ち出している。 

「DVR-W1」(左)と「DVR-S1C」

 「らくらくTVレコーダー」の新ラインアップとして、「DVR-Z8」のほか、HDD容量が1TBで地上・BS・110度CSデジタル放送を2番組録画できる「DVR-W1」、HDD容量が500GBで地上・BS・110度CSデジタル放送を1番組録画できる「DVR-S1C」を10月末に発売する。実勢価格は、「DVR-W1」が2万円台後半から3万円台前半、「DVR-S1C」が2万円台中盤の見込み。