ソニー、デジタル一眼カメラ「α65」を11月11日に発売延期

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2011/10/11 13:19

 ソニーは、デジタル一眼カメラ「α65」のボディ単体、ズームレンズキット、ダブルズームレンズキットと、別売の「α65」専用アクセサリ2種の発売日を、当初の10月14日から11月11日に延期する。生産計画の一部見直しのため。

α65(ズームレンズキット)

 「α65」は、Aマウントのレンズ交換式デジタル一眼カメラ。新開発の有効約2430万画素の「Exmor APS HD CMOSセンサー」、画像処理エンジン「BIONZ」、位相差AFが常時作動する「Translucent Mirror Technology(トランスルーセントミラー・テクノロジー)」などを搭載し、秒間最高10コマの高速連写を実現した。動画撮影機能も強化し、新規格AVCHD ver2.0(progressive)に準拠したフルHD動画を撮影できる。

 高解像度・高コントラストの電子ビューファインダー「XGA OLED Tru-Finder」を搭載。画面を拡大しての高精度なピント合わせなど、光学ファインダーでは難しい機能を実現している。縦方向に約180°、横方向に約270°回転する「バリアングルチルト可動式モニター」を備える。本体サイズは幅132.1×高さ97.5×奥行き80.7mmで、重さは約622g。

 価格はオープン。実勢価格は、ボディ単体が9万5000円前後、ボディに「DT18-55mm F3.5-5.6 SAM」が付属するズームレンズキット「SLT-A65VK」が10万円前後、ボディに「DT18-55mm F3.5-5.6 SAM」と「DT 55-200mm F4-5.6 SAM」が付属するダブルズームレンズキット「SLT-A65VY」が12万円前後の見込み。

 同時に発表し、静止画を世界最速秒間12コマで撮影できる「α65」の上位モデル「α77」は、当初の予定通り、10月14日に発売する。ただし、6~50mmのズーム全域で開放F 2.8の明るさを実現したAマウントの大口径標準ズームレンズ「DT 16-50mm F2.8 SSM(SAL1650)」は、当初の11月から12月に発売時期を延期する。「DT 16-50mm F2.8 SSM」の価格は8万7150円。