マカフィー、自動車システムのセキュリティに関するレポートを発表

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2011/09/14 16:52

 マカフィーは、9月13日、ウィンドリバー、eScryptと協力して、自動車システムでのセキュリティリスクの拡大を分析したレポート「忍び寄るマルウェアの脅威~自動車システムのセキュリティに対する脅威の分析~」を発表した。

「忍び寄るマルウェアの脅威 ~自動車システムのセキュリティに対する脅威の分析~」

 レポートでは、エアバッグ、ラジオ、パワーシート、ABS(アンチロックブレーキシステム)、ESC(電子安定制御)、クルーズコントロール、通信システム、車間通信など、自動車に標準装備されている組み込み電子デバイスのセキュリティを検証。実際にマルウェアに乗っ取られたシステムの事例を取り上げている。

 また、サイバー犯罪者が「携帯電話を使用した車のロックの遠隔解除と始動」「遠隔操作による車の無効化」「ドライバーの位置情報、活動、日課の追跡」「Bluetoothシステムからの個人データの盗み出し」「ナビゲーションシステムの中断」「緊急アシストの無効化」を行ったときのリスクについて検証を行っている。