NECパーソナルコンピュータは、フルモデルチェンジした「VALUESTAR N」など、個人向けデスクトップPC「VALUESTAR」の新製品3シリーズを9月15日に発売する。

　「VALUESTAR N」シリーズは、ノートPCの省スペース性とデスクトップPCの使いやすさを両立した液晶一体型PC。第5世代を迎え、デザインを一新し、フォトスタンドスタイルはそのままに、滑らかな凹凸を持つネガポジアークデザインを採用し、ハイクオリティな映像と音にふさわしいデザインに仕上げた。 

　「VN370/FS」を除く3機種に、21.5インチのIPS液晶ディスプレイ、8GBのメモリ、BDXL対応ブルーレイディスクドライブを搭載し、基本性能を向上。また、地上・BS・CSデジタルの3波ダブルチューナー、YAMAHAサウンドシステムを引き続き搭載し、HDMI入力端子を新たに搭載した。 

　ラインアップは、3D対応の21.5型ワイド液晶ディスプレイ、第2世代インテルCore i7-2670QM、約2TBのHDDを搭載した「VN790/FS」、21.5型ワイド液晶ディスプレイ、第2世代インテルCore i7-2670QM、約2TBのHDDを搭載した「VN770/FS」、21.5型ワイド液晶ディスプレイ、第2世代インテルCore i3-2330M、約1TBのHDDを搭載した「VN570/FS」、20型ワイド液晶、Celeron B800、約1TBのHDDに、地上デジタルチューナー2基を搭載した「VN370/FS」の4モデル。「VN790/FS」がファインブラック、その他のモデルはクランベリーレッド、ファインホワイト、ファインブラックの3色のカラーバリエーションを用意する。 

　価格はオープンで、実勢価格は「VN790/FS」が22万円前後、「VN770/FS」が20万5000円前後、「VN570/FS」が17万5000円前後、「VN370/FS」が14万円前後の見込み。 

　液晶一体型AVパソコン「VALUESTAR W」シリーズは、3D対応の23型ワイド液晶ディスプレイを搭載した「VW970/FS」と23型ワイド液晶ディスプレイを搭載した「VW770/FS」の2モデル、セパレート型デスクトップPC「VALUESTAR L」シリーズは、3D対応23型ワイド液晶ディスプレイが付属する「VL750/FS」、23型ワイド液晶ディスプレイが付属する「VL550/FS」、19型ワイド液晶ディスプレイが付属する「VL150/FS」の3モデルをラインアップする。「VW770/FS」は、クランベリーレッド、ハニーブラウン、ファインホワイト、「VW970/FS」と同じファインブラックの計4色のカラーバリエーションを揃える。 

　価格はすべてオープン。実勢価格は、「VW970/FS」が24万5000円前後、「VW770/FS」が22万5000万万円前後、「VL750/FS」が27万円前後、「VL550/FS」が20万5000円前後、「VL150/FS」が11万円前後の見込み。

　なお、個人向けデスクトップPC「VALUESTAR N」、ノートPC「LaVie」共通の新機能として、従来の「ECOボタン」に加え、「ピークシフト設定ツール」をプリインストールする。また、「VW970/FS」「VW770/FS」「VN790/FS」「VN770/FS」「VN570/FS」「LL770/FS」に、録画番組をホームネットワーク上のHDD（DTCP-IP対応NAS）に保存する国内業界初の機能「ホームネットダビング」を追加した。ワンクリックで録画番組を携帯電話で外に持ち出せる「外でもVIDEO」機能も、Android搭載スマートフォンなど、対応機種を拡大した。