パラレルス、Mac上でWindowsを実行できる仮想化ソフトの最新版「Parallels Desktop 7 for Mac」

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2011/09/07 19:53

 パラレルスは、9月7日、Mac上でWindowsを動かすことができるソフトの最新版「Parallels Desktop 7 for Mac」のダウンロード版を発売した。10月7日にはパッケージ版も発売する。

「Parallels Desktop 7 for Mac」通常版(左)と特別優待版

 「Parallels Desktop 7 for Mac」は、新たなユーザーインターフェースの導入によって操作性を改善。Mac OS X Lionに対応し、Windows上のプログラムから「Mission Control」や「Launch Pad」など、Lionの新機能を活用できる。また、仮想プリンタや共有フォルダの機能を改善し、Windows側からMacのiSightやFaceTime HDカメラを利用できるようになった。

 Windowsの起動やスリープ、レジュームなどの動作や、WindowsとMac相互のファイルへのアクセスを高速化。3Dを多用するアプリケーションでのパフォーマンスが向上するとともに、最大1GBをビデオメモリとして割り当てることができるようになった。

 対応OSは、Mac OS X Lion 10.7以上、Mac OS X Snow Leopard 10.6.7以上、Mac OS X Leopard 10.5.8以上。価格は、パッケージ版の通常版が1万1500円、特別優待版が7800円。ダウンロード版は、通常版が8500円、特別優待ダウンロード版が6800円、アップグレードダウンロード版は5900円。ダウンロード版は、9月30日まで20%オフの特別価格で提供する。

 また、同社は9月1日にiPad/iPhone/iPod touchに対応する「Parallels Mobile」を「App Store」で発売した。価格は19.99ドルだが、4.99ドル(450円)の期間限定キャンペーン価格で提供する。

 「Parallels Mobile」は、Macや「Parallels Desktop 7 for Mac」上で動作するWindowsアプリケーションにアクセスし、外出先からでもさまざまな操作ができる。また、「Parallels Mobile」を経由して「Parallels Desktop 7 for Mac」上のWindowsにアクセスすることによって、Flashに対応していないiOSデバイスでもFlashを使用したウェブサイトが閲覧できる。Flashは、ビデオだけでなくオーディオにも対応している。

「Parallels Mobile」をダウンロード