• ホーム
  • ライフスタイル
  • ソニー、3Dサウンドをヘッドホンで楽しむ、デジタルサラウンドヘッドホンシステム「MDR-DS7500」

ソニー、3Dサウンドをヘッドホンで楽しむ、デジタルサラウンドヘッドホンシステム「MDR-DS7500」

ニュース

2011/08/31 17:53

 ソニーは、業界初となる3D対応のデジタルサラウンドヘッドホンシステム「MDR-DS7500」と、増設用の専用ワイヤレスステレオヘッドホン「MDR-RF7500」を、10月10日に発売する。価格は「MDR-DS7500」が4万9350円、「MDR-RF7500」が2万4675円。

MDR-DS7500

 「MDR-DS7500」は、業界で初めて「ドルビープロロジックIIz」デコーダーを搭載し、高さ方向の音源をもたない通常の2/5.1/7.1chの音声信号から、高さ方向の音源をつくり出すことで、より立体的なサラウンド音場を実現する。

 新開発の「3D VPT(Virtualphones Technology)」によって、ヘッドホンでありながらマルチチャンネルサラウンドの音場を創造。従来機「MDR-DS7100」で採用しているDSP(デジタルシグナルプロセッサー)を2セット使用し、2倍の演算処理能力で臨場感溢れる3Dサウンドを再生する。

 プロセッサ部にはHDMI端子を3基搭載。ドルビーデジタルプラスやドルビーTrueHD、DTS-HDハイレゾリューションオーディオなど、HD音声フォーマットに対応している。イヤーパッドには、柔軟な皮革素材と低反発クッションを採用。厚さを、従来の2倍にすることで、3Dメガネのフレームをヘッドホンが包み込み、重低音を逃さない設計だ。

 理想的な映画館の音場を再現する「新シネマモード」、マルチチャンネルサラウンドのゲームに最適な「ゲームモード」、2chステレオ環境で人の声が聞き取りやすい「ボイスモード」の3種類のサウンドエフェクトを用意する。

 ヘッドホンとプロセッサの通信には2.4GHzデジタル無線伝送方式を採用し、到達距離は最長で約30m。プロセッサとヘッドホンの間に遮蔽物がある場合でも、途切れることなく音声信号を受信する。

 ヘッドホンには、プロセッサをコントロールするリモコン機能を備える。プロセッサ部のHDMI端子は、機器を再生すると接続するHDMI端子に自動で切り替わる「ブラビアリンク」に対応。また、使用中に常時電波を確認し、電波障害が起きる前に自動で空きチャンネルへと移動する「リアルタイムチャンネルセレクション機能」を備える。

 プロセッサ部は、サイズが幅252×高さ36×奥行き159mm、重さは約480g。ヘッドホン部は、重さ約325g。

 銀座・ソニーショールームとソニーストア大阪、ソニーストア名古屋で、8月31日から「MDR-DS7500」を先行展示する。また、10月10日~23日に銀座・ソニーショールームで開催予定の「ラン・ランとソニーによるクラシック音楽体験イベント」でも体感できる。