ソフィアモバイルは、7月12日、記者会見を開き、NTTドコモの3Gパケット網やフュージョン・コミュニケーションズのIP網を利用したIPスマートフォンサービス「エスモビ」を開始すると発表した。端末はHUAWEI製Android 2.2搭載スマートフォン「IDEOS X5」で、7月13日に直販やビックカメラ有楽町店、ソフマップで発売する。

HUAWEI製のSIMフリースマートフォン「IDEOS X5」

 NTTドコモのMVNO(仮想移動体通信事業者)として3G回線でデータ通信を提供するほか、フュージョン・コミュニケーションズの「FUSION IP-Phone」網によって国内音声通話サービスを提供。国際電話については、ソフィアモバイルが海外キャリアと契約することで利用できるようにした。電話番号は050から始まるIP電話番号で、メールは「Gmail」などのウェブメールを利用する。将来は、「エスモビ」同士で利用できるSMS(ショートメッセージサービス)を検討している。

 通話料金は、国内通話は1分6円、国際電話は米国や中国、韓国が1分3円。「エスモビ」同士なら世界中無料で、他のキャリアに比べて格安で利用できる。スマートフォンとインターネット回線を組み合わせるとともに、高品質の音声通話による独自の通信手段と低価格を強みとする。記者会見で志村明彦社長は「初年度1万回線の獲得を目指す」と、販売拡大に自信を示した。今後は、携帯電話販売店など、取り扱い店を順次広げていく方針だ。

志村明彦社長

 HUAWEI製のAndroid端末「IDEOS X5」は、SIMフリーで、海外では現地のSIMカードを入れることで使用でき、テザリング機能も備える。そのほか、公衆無線LANサービス「エコネクト Wi-Fi」を展開するクラストと提携することで、追加料金なしで「BBモバイルポイント」「livedoor wireless」「フレッツ・スポット」の計6500か所以上の無線LANが利用できる。

 料金プランは2通り。基本料金、インターネット接続料、パケット定額料、エコネクト、テザリング機能、エスモビ同士の通話料を含む2年契約の「エスモビ・ベーシックプラン」が月額4200円。契約期間に制限がない「エスモビ・フリープラン」が月額6960円。端末価格は、一括購入が3万9800円。2年契約のベーシックプランを選択した場合のみの一括購入価格が2万9800円、割賦販売価格が月額1300円。