パナソニックは、ファインダーをもつレンズ交換式デジタルカメラで世界最小・最軽量の「LUMIX DMC-G3」を、7月8日に発売する。

　マイクロフォーサーズ規格のミラーレスデジタル一眼カメラ。新開発の有効画素数1600万のLive MOSセンサを搭載する、前モデル「DMC-G2」と比較して、体積比で約25％、重量比で約10％の小型化を実現し、また、視野率100％、倍率0.7倍の144万ドット液晶ビューファインダーを搭載する。背面の3.0型46万ドットのタッチパネル液晶モニタは、左右180°、上下270°回転するバリアングルタイプだ。

　オートフォーカス（AF）の合焦速度は約0.1秒で、高精度ピンポイントAFによって緻密なピント合わせができる。ハイビジョン動画撮影も、自動でピントを合わせる。

　また、高感度精度の向上や新・超解像技術によって高画質化を図り、液晶パネルをタッチして写真のボケ味（被写界深度）を調整できる「タッチぼかしコントロール」に加え、色合いや明るさを調整できる「iA＋」（インテリジェントオートプラス」を搭載する。

　対応メディアは、SDXC/SDHC/SDカード。ボディサイズは幅115.2×高さ83.6×奥行き46.7mm（突起部を除く）、重さは約382g（バッテリ、メモリカード含む）。

　ラインアップと価格は、ボディ単体の「DMC-G3」が7万円前後、標準ズームレンズ「LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」（35mmフィルム換算で28～84mm）が付属する「DMC-G3K」が8万円前後、標準ズームと望遠ズームレンズ「LUMIX G VARIO 45-200mm/F4.0-5.6/MEGA O.I.S.」（35mmフィルム換算で90～400mm）が付属する「DMC-G3W」が11万円前後の見込み。

　ボディカラーは、「DMC-G3」と「DMC-G3K」がエスプリブラック、「DMC-G3W」は、エスプリブラック、シェルホワイト、センシュアルブラウンの3色。