ソニー、3D対応のLシリーズ「VPCL229FJ」など液晶一体型PC夏モデル

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2011/06/09 16:51

 ソニーは、PC「VAIO」の新製品として、3D対応の24型液晶一体型PC「Lシリーズ」と「Jシリーズ」を、6月11日から順次発売する。価格はオープン。

3D対応や「スグつくTV」搭載モデルなどが揃うLシリーズ



 24型ワイド液晶一体型PC「Lシリーズ」は、上位モデルの「VPCL229FJ」が3Dに対応。フルハイビジョン(フルHD)でフレームシーケンシャル方式の3D表示に対応し、3D映像は、付属のアクティブシャッターメガネで視聴する。2D→3D変換機能を備え、ベゼル上の「3Dボタン」を押すことで、BD、DVD、パーソナルビデオ、地上デジタル放送の番組などのコンテンツを擬似的に3D映像にして表示することができる。写真の2D→3D変換には対応していない。

VAIO Lシリーズ(VPCL229FJ/B)

 エントリーモデルの「VPCL224FJ」を除いて、地上・BS・110度CSデジタルチューナー×2基に加え、OSを起動せずに地上デジタル放送が視聴できる「スグつくTV」機能を搭載。電源オフの状態から約5秒で地上デジタル放送が視聴できる。

3Dイメージ

 ラインアップと実勢価格は、Core i7-2630QM(2GHz)、8GBのメモリ、タッチパネル機能などを搭載する3D対応の上位モデル「VPCL229FJ」が約25万円。Core i5-2410M(2.30GHz)と4GBのメモリを搭載し、タッチパネル非対応の「VPCL225FJ」が約19万円の見込み。Core i5-2410M(2.30GHz)と4GBのメモリを搭載したエントリーモデル「VPCL224FJ」が約17万円の見込み。全モデル共通で2TBのHDDとブルーレイディスク(BD)ドライブ、OSにはWindows 7 Home Premium  64ビット SP1を搭載する。発売日は6月11日で、「VPCL229FJ」のみ7月16日。

プライベートルームにすっきり設置できるJシリーズ



 21.5型ワイド液晶一体型PC「Jシリーズ」は、プライベートルームにすっきり設置できる厚さ約18.5cmのスリムデザイン。別売「キーボードウエア」でキーボードの色を変えて、カラーコーディネートを楽しめる。

 Core i5-2410M(2.30GHz)、地上・BS・110度CSデジタルチューナー×2基、BDドライブなどを搭載する「VPCJ218FJ」は、ダブル長時間録画に対応するなど、テレビ機能が充実したモデルで、実勢価格は約17万円の見込み。「VPCJ216FJ」は、Celeron B810(1.60GHz)、地デジチューナー×2、DVDドライブなどを搭載し、実勢価格は約13万円。ともに4GBのメモリ、1TBのHDDを搭載し、OSはWindows 7 Home Premium  64ビット SP1。カラーはブラック、ホワイト、ブルーの3色。発売日は6月11日。

VAIO Jシリーズ(VPCJ218FJ)