カシオ計算機は、コンパクトデジタルカメラ「EXILIM」シリーズの新モデルとして、タッチパネル機能付き大型液晶を搭載し、撮影や再生がタッチで操作できる「EX-Z3000」を、6月17日に発売する。カラーはシルバー、レッド、ピンク、ブラウンの4色。価格はオープンで、実勢価格は3万円前後の見込み。

　薄型でコンパクトなボディに、有効画素数1610万画素のCCD、光学8倍ズームレンズ、タッチパネル機能付きの46万画素3.2型液晶ディスプレイを搭載。画面の被写体にタッチするだけの簡単操作で、撮りたい瞬間を捉える。高精度な画像解析と高度な画像処理で、色、階調、明るさなどを最適に設定・処理し、撮影が難しい場面でも美しい写真を撮ることができる「プレミアムオート」を搭載する。

　CCDシフト方式による手ブレ補正や、超解像テクノロジで約12倍まで画質劣化を抑える「プレミアムズーム」、約0.14秒でピントを合わせる高速オートフォーカス、2cmまで寄ることができるマクロ撮影機能などを搭載。明暗差が大きいシーンでも、見た目に近い写真が撮影できる「HDR（ハイダイナミックレンジ）」や、写真をアート調に加工する「HDRアート機能」、動画撮影中にズームが使えるHDムービー、スライドパノラマなど、多彩な機能を備える。

　省電力技術と大容量バッテリの採用によって、1回のフル充電で約560枚の写真が撮影できる。対応メディアは、SD/SDHC/SDXCメモリカード｡サイズは幅97.0×高さ56.6×厚さ18.8mm（突起部を除く）で、重さは約148g。