CP+2011、富士フイルムのブースは「FinePix X100」に長蛇の列

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2011/02/09 19:04

 カメラと写真映像の展示会「CP+2011」。富士フイルムのブースでは、昨日発表したばかりのハイエンドコンパクト「FinePix X100」が人気を集め、体験コーナーには長蛇の列ができている。

 「FinePix X100」は、光学ファインダーと電子ビューファインダーの切り替えができる「ハイブリッドビューファインダー」を搭載。こだわりの撮影機能と35mm(35mmフィルムカメラ換算)単焦点のフジノンレンズが、マニアの心をくすぐる一台だ。体験コーナーは混雑状態が続き、一般公開を開始した12時以降、行列は途切れていない。

富士フイルムブース

 トークライブでは、フォトグラファー・その江さんが「FinePix X100」のよさをアピール。マクロ撮影したネコや子ども、ジュエリー、花などの作品を紹介し、「撮れば撮るほど味のあるマクロの世界が表現できる」と絶賛。さらに、「自然光で、柔らかいふわっとした雰囲気が回り込むレンズは、これまであまりなかった。女性が“ウフッ”と思うような写真が撮りたいなら、X100を使ってみては」とアドバイスした。

「FinePix X100」体験コーナーは最低30分以上の待ち時間

 また、「X100は、カメラマニア向けのかっこいいカメラのはずだが、女性のユーザーからは『レトロで可愛いデザイン』と評価された。この小ささやレトロ感は、女性の心をくすぐる。今どきのファッションの一つとして、首から下げてくれることを期待している」とアピールした。

フォトグラファー・その江さんが「FinePix X100」で撮影した写真を紹介

 ブースでは、このほか昨日発表したばかりのデジカメの新製品や、3D対応「FinePix REAL 3D」を展示し、3D撮影が体験できるコーナーを設けている。

「FinePix REAL 3D」で3D撮影体験