パーソナルクラウドを構築するファイル共有デバイス「Pogoplug」、日本上陸

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2011/02/03 13:14

 米クラウドエンジンズ社は、パーソナルクラウド環境を個人で簡単に構築できるファイル共有デバイス「Pogoplug(ポゴプラグ)」を、2月4日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は9800円前後の見込み。一度「Pogoplug」を購入すれば、利用に費用はかからない。

Pogoplug

 「Pogoplug」をルータに接続し、USBポートにHDDなどのストレージをつないでmy.pogoplug.comで登録すると、パソコンやスマートフォンなど、さまざまなデバイスから、インターネット経由でストレージ内に保存したデータに安全にアクセスできる。

 デスクトップ用、モバイル用のアプリケーションは無料で提供する。ファイルの公開や共有、ストリーミング配信もできる。また、Pogoplugでフォルダを作成し、共有する相手にフルアクセス権を付与すれば、Pogoplugを所有していないユーザーもファイルのアップロードやダウンロード、表示、編集を行うことができる。

ルータに接続してUSBポートにHDDなどをつなぐ

 「Pogoplug」は四つのUSBポートを備え、複数のHDDを接続すれば、容量を増やすことができる。対応OSはWindows 7/Vista/XP/、Mac OS X 10.5以降、Linux。対応機器は、Windows、Mac、Linux、iPad、iPhone、Android、BlackBerry、Palm、Xbox 360、 PlayStation3。

 日本での販売では、ソフトバンクBBと提携。取り扱い店舗は、アマゾン(amazon.co.jp)、ソフマップ、ビックカメラ、ヨドバシカメラ。無料の電子メールサポートは2月4日から、電話サポートは今春から開始する。