インテルの第2世代Intel Coreプロセッサー(開発コードSandy Bridge)に搭載するIntel 6シリーズチップセット(開発コードCougar Point)に不具合が発見され、米インテルはリコールと出荷停止を実施した。

 チップセットのSATAポートの品質が時間経過とともに低下し、SATAで接続したHDDやDVDドライブの性能や機能に影響が出る可能性がある。不具合のあるチップセットを搭載しているのは、2011年1月9日に出荷を開始した第2世代Intel Core i7プロセッサーとIntel Core i5プロセッサー搭載製品。

 インテルは、該当するチップセットの工場からの出荷を停止し、新しいチップセット製品の製造を開始。不具合解決済み製品を2月後半から出荷する。4月までには通常の出荷体制に回復する予定。該当する製品や、その搭載システムを購入したコンピューター・メーカーなどに対しては、OEMメーカーなどと協力して該当チップセット製品の返品を受け付け、マザーボードやシステムの変更と交換をサポートする。

 出荷停止と新しい製品の製造開始の影響について、インテルでは2011年第1四半期の売上高として約3億ドル減少すると予想。チップセットや市場に出荷されたシステムの修理や交換などにかかる費用は、約7億ドルと見込む。また、対象のチップセットを2010年第4四半期に製造・出荷していることから、すでに公表した2010年第4四半期の粗利益率67.5%を約4ポイント下方修正する予定。2011年の粗利益率については第1四半期で約2ポイント減、通期で約1ポイント下方修正する。