ソニー、3D写真が撮影できるコンパクトデジカメ「サイバーショット」5モデル

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2011/01/14 10:47

 ソニーは、コンパクトデジタルカメラ「サイバーショット」の新製品として、3D写真が撮影できる「DSC-WX7」など5モデルを2月10日から順次発売する。価格はオープン。

 5モデルとも、2枚の画像を自動で撮影して1枚の3D写真を生成する「3D静止画」、カメラ本体を左右にスイングして高速連写し、最大100枚の画像をつなぎ合わせて3D写真に仕上げる「3Dスイングパノラマ」の撮影ができる。また、カメラのモニタで3D写真が擬似的に鑑賞できる「スイングマルチアングル」に対応する。 

サイバーショット(右)の新製品を発表

 撮像素子は、有効約1620万画素の1/2.3型の裏面照射型CMOSセンサ「Exmor R」を搭載。画像処理エンジン「BIONZ」で、ノイズ低減の処理やフォーカス、露出、ホワイトバランスなどを高度に制御する。写真撮影のほか、AVCHD方式による1920×1080(60i)のフルハイビジョン画質の動画が撮影できる。

 「DSC-WX7」は、コンパクトなモデル。モニタは2.8型液晶。「DSC-WX7」は光学5倍ズームのカールツァイス「バリオ・テッサー」レンズを搭載している。サイズは幅92.2×高さ51.9×奥行き19.1mm、重さは約120g。カラーはシルバー、ブラック、ホワイト、ピンク、ブルー。実勢価格は3万円前後の見込みで発売日は2月10日。 

DSC-WX7

 同じくコンパクトで2.8型液晶をもつ「DSC-WX10」は、光学7倍ズームのソニー「Gレンズ」を備える。最短約0.1秒の高速オートフォーカスで、シャッターチャンスを逃さない。サイズは幅95.0×高さ53.5×奥行き23.3mm、重さは約161g。カラーはブラック、ゴールド、バイオレット。実勢価格は3万5000円前後の見込みで、発売日は3月4日。 

DSC-WX10

 「DSC-HX7V」は、光学10倍の「Gレンズ」搭載モデル。GPS機能とコンパス機能を備え、、静止画・動画ファイルに位置・方位情報を記録できる。3型液晶モニタを備える。サイズは幅101.6×高さ57.6×奥行き28.6mm、重さは約208g。カラーはゴールド、ブラック、ホワイト、レッド、ブルー。実勢価格は4万円前後の見込みで、発売日は2月10日。 

DSC-HX7V

 「DSC-TX10」「DSC-TX100V」は、静電容量式のタッチパネル式モニタを採用。撮影の各種設定を直感的に操作できる。いずれも光学4倍ズームのカールツァイス「バリオ・テッサー」レンズを搭載する。 

DSC-TX10

 「DSC-TX10」は、耐衝撃・耐低温・防塵性能をもつ防水モデル。水深5mまで対応し、60分間連続で使用できる。モニタは3.0型ワイド液晶。サイズは幅95.6×高さ56.1×奥行き17.9mm、重さは約133g。カラーはシルバー、ブラック、ピンク、ブルー、グリーン。実勢価格は4万円前後の見込みで、発売日は3月4日。 

DSC-TX100V

 「DSC-TX100V」は、3.0型ワイドの有機ELモニタを装備する。「DSC-HX7V」と同様、GPS機能とコンパス機能を備える。サイズは幅97.0×高さ58.5×奥行き17.8mm、重さは約147g。カラーはレッド、ブラック、シルバー。シルバーは、ソニーストアの限定カラー。実勢価格は4万5000円前後の見込みで、発売日は3月4日。