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三菱、3Dに対応したホームプロジェクター「LVP-HC9000D」、高コントラストで深い黒を再現

ニュース

2011/01/07 20:38

 三菱電機は、3Dに対応したホームシアター向けプロジェクターの上級機「LVP-HC9000D」を、2月14日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は59万8000円前後の見込み。

 プロジェクター本体に、別売のエミッター「EY-3D-EMT1」とアクティブシャッター方式の専用メガネ「EY-3DGLLC1-PJ」を組み合わせて3D映像が楽しめる。オプションの価格は、エミッターが9900円、専用メガネが1万3000円。メガネは同社の液晶テレビ「REAL」の3D対応モデル「MDR1シリーズ」で利用するものと同じ。映像は通常の2Dも表示できる。

LVP-HC9000D(ミッドナイトブラック)

 3D方式は、解像度を保ったまま映像を表示するフレームパッキング方式と、左目用と右目用の映像を2分の1に圧縮して画面の左右に表示するサイドバイサイド方式。映画などブルーレイ3Dのコンテンツやテレビの3D番組を投影できる。また、今後テレビ放送で採用が予定されている、画面の上下に圧縮した映像を表示するトップアンドボトム方式にも対応している。

 ソニーの反射型液晶パネル「SXRD」と新開発の光学補償板を採用し、最大12万対1という高いコントラストで深い黒色を実現した。映像のコマを補間してくっきりとした映像を再現する「フレームレートコンバーター(FRC)」を装備。「フィルム」「ビデオ映像」などコンテンツの種類に合わせて、表示方法を選ぶことができ、映像の質感を引き出す。

別売の専用メガネ「EY-3DGLLC1-PJ」

 このほか、1.8倍のズームレンズを搭載。レンズには、上下左右に投影位置を動かすことができる電動式シフト機能を備え、天井や机の上など部屋の中で本体を自由に設置できる。投影方式は反射型液晶方式。表示する解像度は3Dと2Dともに1920×1080のフルハイビジョン、投影できる画面サイズは50-200型、輝度は1000ルーメン。

 コネクタ類は、HDMI端子が2基のほか、コンポーネント端子、コンポジット端子、S端子、ミニD-sub15ピンなど。サイズは幅482×高さ215×奥行き530mm、重さは14.5g。カラーと発売時期は、ミッドナイトブラックが2月14日、プレミアムホワイトは3月中旬。暗い部屋でも見やすいよう、ボタン部分が発光するリモコンが付属する。