日本エイサー、10万円を切る3D対応のノートPC「AS5745DG-A54E/L」

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2010/11/19 19:55

 日本エイサーは、3Dグラス付きの3D対応ノートPC「AS5745DG-A54E/L」を、12月3日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は9万9800円前後の見込み。

AS5745DG-A54E/L(左は日本エイサーのボブ・セン社長、右はエヌビディアコーポレーションのエイサー グローバルアカウントマネジメントのトム・リン・セールスディレクター)

 3D技術「NVIDIA 3D Vision」に対応する15.6型のノートPC。付属するイーフロンティアの3Dビューア「Shade 3D ブラウザ」によって、インターネット上の3Dコンテンツを、回転/ズーム/上下左右の移動など、自由に動かしながら楽しめる。

 また、3D対応のデジタルカメラで撮影した3D写真やDirectX11に対応する最新ゲーム、人気のオンラインゲームなどを、3Dで表示する。

3Dゲームを楽しめる

 専用ソフト「Acer Arcade Deluxe」で、DVDコンテンツや撮影した2Dのムービーなどの再生中にリアルタイムに3D動画に変換。ブルーレイ3Dにも対応している。

 ドルビーホームシアターv3を搭載し、迫力のあるサラウンドサウンドを再生する。そのほかの主な仕様は、解像度1366×768ドットの15.6型ワイド液晶、CPUはCore i5-460M(2.53GHz)、4GBのメモリ、640GBのHDD、再生専用のBDドライブを搭載する。OSはWindows 7 Home Premiumの64ビット版。映像入出力はHDMIポート×1、D-sub VGAポート×1を備える。本体サイズは高さ31.9-57.7×幅379×奥行き250mm、重さ約3.0kg。カラーはブラック。アクティブシャッター方式の3Dグラスが付属する。

 発表会でボブ・セン社長は、「2010年は、3D対応のコンテンツやハードが数多く登場した。しかし、新しい技術はいつも高価なもの。そこで、3D対応で10万円を切るノートPCを投入する。新しい技術を企業努力でリーズナブルにしていくのは、当社の使命だと思っている」とコメント。

ボブ・セン社長(左)と瀬戸和信マネージャー(右)

 マーケティングコミュニケーション課の瀬戸和信マネージャーは、「今、3Dというキーワードが頻繁に飛び交っているが、3Dを楽しむためにはお金がかかるので、実際に体感したことがある人はまだ少ない。当社はここをターゲットにする。10万円を切る3D対応ノートPCで、日本に3Dを本気で普及させていく」と、意気込みを語った。