最新版「iLife '11」リリース、iPhoto、iMovie、GarageBandがパワーアップ

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2010/10/21 15:05

 アップルジャパンは、10月21日、写真やムービー、音楽の作成などができるMac向け統合デジタルアプリケーションの最新版「iLife '11」を発表した。

「iLife '11」の製品パッケージ

 収録する5種類のソフトのうち、写真管理・編集ソフト「iPhoto」、動画編集ソフト「iMovie」、音楽作成ソフト「GarageBand」を大幅に強化。「iPhoto '11」はまったく新しいインターフェースとなり、「人々」「撮影地」「イベント」を美しいフルスクリーンモードで表示できる。写真の共有も簡単になり、8パターンのひな形から選んでメールで送ったり、「Facebook」にワンクリックで公開したりできる。また、フォトブックや、写真とテキストを型押しのデザインと組み合わせたレタープレス(活版印刷)カードなども作成できる。 

活版印刷カードとフォトブックの作成イメージ

 「iMovie '11」は、ビデオ編集が簡単になり、撮影したビデオからハリウッドスタイルの予告編ムービーを作成し、簡単にオンラインで公開できる。「GarageBand '11」は、録音した音楽のタイミングを修正・変更できる新しい機能「Flex Time(フレックスタイム)」と「Groove Matching(グルーブマッチング)」を搭載。7種類の新しいギターアンプ、5種類の新しいエフェクター、ピアノとギターの新しい基本レッスン22種類を追加している。

 「iLife '11」は、iMacやMacBook Airなど、すべての最新Macにプリインストールする。これまでのMacユーザー向けに、パッケージ版も用意、10月21日から順次発売する。価格は1ライセンス版が4800円、Mac5台分のライセンスを含む「iLife'11ファミリーパック」が7800円、「iLife '11」「iWork」と最新OS「Mac OS X v10.6 Snow Leopard」をセットにした「Mac Box Set」が1万2800円。

 なお、Up-to-Dateプログラム対象の新しいMacか、アップル認定の整備済みMacを購入し、「iLife '11」がインストールされていない場合は、680円の特別価格で「iLife '11」にアップデートできる。