KDDI、Android搭載の7型タブレットなど、Wi-Fiルータや電子書籍専用端末も

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2010/10/19 10:50

 KDDIは、10月18日、OSにAndroidを搭載するサムスン電子製のタブレット端末「SMT-i9100」や電子書籍専用端末「biblio Leaf SP02」など、データ通信ができる端末4モデルを発表した。

 タブレット端末「SMT-i9100」は、マルチタッチに対応する約7型の静電式タッチパネルを搭載。アイコンを指で直感的に操作できる。OSにはAndroid 2.2を採用。通信方式は、IEEE802.11b/g/nに準拠した無線LAN(Wi-Fi)。

SMT-i9100

 200万画素のカメラを装備。外部メモリはmicroSD/SDHCカード。1W×2のステレオスピーカーを備える。サイズは幅199×高さ129.5×奥行き13.9mm、重さは約450g。充電用のクレードルが付属する。発売は2011年2月下旬以降。

 電子書籍専用端末「biblio Leaf SP02」は、約6型の画面にEインクを使った電子ペーパーを採用。視野角が広く、長時間テキストを閲覧しても目が疲れにくい。電子書籍はKDDIのデータ通信サービス「CDMA 1X WIN」やWi-Fi経由でダウンロード。いつでも好きな場所で読書が楽しめる。Wi-FiはIEEE802.11b/g/nに準拠する。

biblio Leaf SP02

 画面下部のソーラーパネルで、太陽光で充電ずることができる。2GBの内蔵メモリのほか、外部メモリとしてmicroSDカードに対応。暫定のサイズと重さは、縦198×横130×厚さ9.6mm、295.8gで、薄くコンパクトに仕上げた。カラーはホワイト。発売は12月下旬以降となる。KDDIは「SP02」の発売に伴い、電子書籍配信サービスを開始する予定だ。

 データ通信端末は2モデルをラインアップ。韓国パンテック製のモバイルルータ「Wi-Fi WALKER DATA05」は、au初のWi-Fi通信端末。無線LANに対応するモバイルPCや携帯型ゲーム機など、最大5台まで接続できる。暫定の連続通信時間は約4時間で、Wi-FiはIEEE802.11b/gに準拠する。

 

Wi-Fi WALKER DATA05

 約1.5型の液晶画面を備え、接続状況をアイコンで表示する。暫定のサイズと重さは、高さ104×幅49×奥行き18.1mm、115g。発売は12月上旬以降。

 「NEX-fi」は、au携帯電話のコネクタに装着して、無線LANに対応する端末をインターネットにつなげるモバイル無線ターミナル。無線LANはIEEE802.11b/gに準拠。利用できる携帯電話は、料金サービス「モバイルデータ通信定額」対応モデル。連続通信時間は約2時間。サイズは高さ64×幅35×奥行き13mm、重さ27.5g。発売は12月中旬以降となる。

NEX-fi(BRAVIA Phone S005に装着したところ)