PMC、「LUMIX Phone」など携帯電話新製品に「エコナビ」を搭載

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2010/10/05 12:11

 パナソニック モバイルコミュニケーションズ(PMC)は、2010年度下期の携帯電話新製品の一部から、使用状況に応じて賢く省エネする「エコナビ」機能を順次搭載すると発表した。

「エコナビ紹介サイト」のトップページ

 「エコナビ」は、薄型テレビや冷蔵庫など、パナソニックグループの家電製品で広く搭載する独自の省エネ機能。家電自らが状況を判断し、電力の無駄を抑える。新たに携帯電話にも同様の機能を搭載し、バッテリのもちをよくする。

 携帯電話の「エコナビ」は、あらかじめ設定した電池残量になると自動で「ecoモード」に移行する機能や、カメラやワンセグ起動中に無操作状態が一定時間続くとオフにする機能、動画コンテンツや周囲の明るさに応じて、液晶AIが液晶の明るさやコントラストを自動調整する機能などを搭載。ecoモードに切り替わったり、無操作でオフになったりすると、画面にアイコンを表示してユーザーに知らせる。

LUMIX Phone(スペシャルサイトより)

 同社はデジタルカメラ「LUMIX」のブランド名を冠する初の携帯電話「LUMIX Phone(ルミックス フォン)」を開発し、2010年度中に商品化すると発表した。詳しい情報は、スペシャルサイトで公開するほか、10月5日~9日に幕張メッセで開催されるIT・エレクトロニクス総合展「CEATEC JAPAN 2010」に参考出品する。