アップル、SNS機能「Ping」を組み込んだ「iTunes 10」、アイコンも一新

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2010/09/02 19:20

 米アップルは、現地時間の9月1日、携帯オーディオプレーヤーiPod shuffle」「iPod nano」「iPod touch」の新モデルを発表。同時に、iPodをはじめ、iPhoneiPadに欠かせないコンテンツ管理ソフト「iTunes」の新バージョン「iTunes 10」をリリースした。「iTunes 10」には、音楽を中心としたソーシャルネットワーク機能「Ping」が組み込まれ、パソコンはもちろん、iOS 4以降を搭載したiPhoneやiPod touchからも利用できる。

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 「Ping」は、いわゆるソーシャルネットワークと呼ばれるもので、好きなアーティストをフォローして最新情報を調べたり、投稿された写真やビデオを観たり、アーティスト自身が聴いているアルバムに関するコメントを見たりすることができる。自分自身のプロフィールをiTunes上に作成し、自分がフォローしているアーティストや聴いている音楽などを友人に知らせることもできる。「Ping」の最近のアクティビティのフィードによって、友人が投稿したアーティスト、アルバム、楽曲、コンサートに関する情報が見られるほか、フォローしている友人やアーティストがiTunesからダウンロードした楽曲やアルバムをまとめたトップ10リストも見られる。

SNS機能「Ping」を追加

 「iTunes 10」は、ワイヤレスで音楽をストリーミングできる「AirPlay」に対応し、「AirMac Express」がなくても、AirPlay対応の外部スピーカーやステレオシステムなどでも利用できるようになった。音楽だけではなく、曲名、アーティスト名などの曲情報も同時に流し、AirPlayに対応したスピーカーにグラフィックで表示する。

 また、細かな変更点として、アイコンのデザインを変更。「アーティスト別アルバム」という表示モードが追加され、従来のモードと合わせて四つのモードから選べるようになった。

従来のCDをイメージさせる円盤がなくなった新しいアイコン