カシオ計算機、丸みを帯びた“女子カメ”などコンデジ3モデル

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2010/08/04 16:02

 カシオ計算機は、コンパクトデジタルカメラ「EXILIM」で、質感を損なわなずにズーム領域を拡張する「超解像ズーム」などを搭載した3モデルを8月27日から順次発売する。価格はオープン。ラインアップと実勢価格は、薄型ボディの「EX-S200」が3万円前後、女性向けモデル「EX-Z800」が2万5000円前後、光学5倍ズームレンズを備える「EX-Z2300」が3万円前後の見込み。

 「EX-S200」は、クレジットカードサイズのコンパクトなモデル。厚さ17.8mm、最薄部は14.9mmと薄さも追求した。レンズは約27-108mm(35mmフィルムカメラ換算)の光学4倍ズームレンズを搭載する。内蔵メモリは34.9MB。サイズは幅100.1×高さ55.3×奥行き17.8mm、重さは約132g。カラーはシルバー、ピンク、オレンジ、ブルー。シルバー、ピンクは8月27日、オレンジ、ブルーは9月10日の発売。

EXILIM EX-S200

 「EX-Z800」は、丸みを帯びたボディをもつ女性向けモデル。顔を検出すると自動的に撮影する「自分撮り」のほか、ネイル撮影モードや、ハートのフォーカスフレームが選択できるなど、女性が楽しめる機能を盛り込んだ。レンズは約27-108mm(35mmフィルムカメラ換算)の光学4倍ズームレンズを搭載する。

 内蔵メモリは14.5MB。サイズは幅91.0×高さ52.3×奥行き19.5mm、重さは約124g。カラーはスパークリングシルバー、ピーチピンク、チェリーピンク、レモンイエロー、ハワイアンブルー。発売は9月10日。

EXILIM EX-Z800

 「EX-Z2300」は、約26-130mm(35mmフィルムカメラ換算)の光学5倍ズームレンズを搭載するモデル。一回のフル充電で580枚の撮影ができる長寿命の電池を実現した。内蔵メモリは34.9MB。サイズは幅100.5×高さ58.5×奥行き19.8mm、重さは約149g。カラーはゴールド、ブラック、ピンク、パープル、ブルー。発売は9月17日。

EXILIM EX-Z2300

 3モデルすべて、画質の劣化を抑えて高倍率ズームで撮影できる「超解像ズーム」、動画に静止画・動画を合成する「ダイナミックフォト」、露出やISO感度、カラーバランス、ノイズリダクションの強弱などを調整して撮影シーンに合った写真を撮ることができる「プレミアムオート」など、豊富な撮影機能を備える。

 撮像素子は有効1410万画素の1/2.3型CCDを搭載。静止画のほか、1280×720のHD画質の動画を撮影することもできる。CCDシフト方式の手ブレ補正機能を装備する。記録媒体はSD/SDHCカード。電源はリチウムイオン充電池。