Sony Creative、マルチメディア制作・編集ソフト「Studioシリーズ」最新版

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2010/06/08 18:36

 米Sony Creative Softwareは、作業効率を向上するなど、使い勝手を改良したマルチメディア制作・編集ソフト「Studioシリーズ」の最新版を、6月25日に発売する。

5製品をラインアップする

 ラインアップは、作曲・リミックスソフト「ACID Music Studio 8」、オーディオ編集ソフト「Sound Forge Audio Studio 10」、ビデオ編集ソフト「Vegas Movie Studio HD Platinum 10」と、3タイトルすべてをバンドルした「Imagination Studio Suite」、これらに加え「Sound Forge Audio Studio 10」と「Vegas Movie Studio HD Platinum 10」をバンドルした「Vegas Movie Studio HD Platinum 10 Suite」の合計5製品。

効率的なレコーディング環境を追求した「ACID Music Studio 8」

 「ACID Music Studio 8」は、新たに専用のミキシングコンソールを採用し、単一のインターフェースによるオーディオとMIDIのミックスの作成などができる。ミキシングコンソールはオーディオシグナルルーティングを視覚化することで、フレキシブルで効率的なレコーディング環境を追求した。

 複数トラックにまたがるイベントをカットし、コピー&ペーストすることで簡単にミックスを作ることができる機能や、トラックのタイムストレッチを行う機能などを備える。価格は、通常版が1万4490円、アップグレード版が6300円。

作業スピードの向上を図った「Sound Forge Audio Studio 10」

 「Sound Forge Audio Studio 10」は、レコードやカセットの音源をMP3やCD化するレコード録音&復元ツールを改良。自動トラック判別、スタート・エンドタイムのカスタム設定、ファインチューニングの実施など、CD作成やMP3変換の前にあらゆる調整ができる。

 複数のウィンドウレイアウト設定を作成・保存し、後から特定の編集作業に適したレイアウトを簡単に呼び出すことができるなど、作業スピードの向上を図った。価格は、通常版が1万290円、アップグレード版が5250円。

ビデオ編集を楽しめる「Vegas Movie Studio HD Platinum 10」

 「Vegas Movie Studio HD Platinum 10」は、ジッターや揺れを低減する手ブレ補正や、画像にエフェクトを施してダイナミックなスライドショーを作成する機能、簡単にビデオクリップの色補正を行える「ホワイトバランス」機能などをもつ。価格は、通常版が1万4490円、アップグレード版が6300円。

 また、「Vegas Movie Studio HD Platinum 10 Suite」の価格は、通常版が1万9740円、アップグレード版が8400円。「Imagination Studio Suite」は価格が2万6040円。