マイクロソフト、「Office 2010」を6月17日に発売、ブラウザとスマートフォンをサポート

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2010/04/22 17:52

 マイクロソフトは、統合ソフト「Microsoft Office 2010」日本語版のパッケージ/ダウンロード版を6月17日に発売する。同時に、「Office 2010」をプリインストールしたPCの販売を、各メーカーが順次開始する。価格は「Office 2007」から大幅に改定し、実勢価格でみても、引き下げ幅は3割を超える。予約販売は4月22日に開始した。

「Microsoft Office 2010」のラインアップ

 コンシューマ向け製品のラインアップと価格は、「Word」「Excel」「Outlook」で構成するエントリー版「Office Personal 2010」の通常版が2万9800円、アップグレード版が1万5800円、上記3タイトルに加え「OneNote」「PowerPoint」を追加する「Office Home and Business 2010」の通常版が3万4800円、アップグレード版が2万5000円。これに「Publisher」と「Access」を加えた「Office Professional 2010」の通常版が5万9800円、アップグレード版が3万7800円で、学生や教職員向けの「Office Professional Academic 2010」が2万8381円となっている。

 従来版と比べて大幅な価格引き下げについて、横井伸好業務執行役員インフォメーションワーカービジネス本部長は「PCの価格が著しく下がっている傾向に対応したもの」と説明した。また、日本だけで提供するアップグレード版は需要が高いとにらんで、「アグレッシブな価格」(横井本部長)で提供することに踏み切ったという。

 「Office 2010」は、各製品の機能を大幅に強化した。例えば「Outlook」では、重複メールを削除する「クリーンアップ機能」を追加するなど、作業に必要な時間を短縮。PCに加え、ブラウザとスマートフォンをサポートし、インターネット経由でいつでもどこでも作業できる。

 また、これまで単体で入手することができなかった入力支援システム「Office IME 2010」の単体無償提供を同時に開始する。対象は、Office XP/2003/2007/2010の正規ライセンスをインストールしたPCを持つユーザー。

 同社では、「Office 2010」のプロモーションとして、「Office 97」日本語版のみの「Officeアシスタント」キャラクターだった「冴子先生」を起用し、リアルの「冴子先生2010」が4月22日から6月30日まで、全国でセミナーやイベントを行う「2010人、Officeの旅」を開催。その模様をウェブ「冴子ちゃんねる」で公開する。

 同社によると、米国時間4月16日にOffice 2010の開発が完了し、現在、最終製造工程に入っている。4月22日の記者会見では、発売日や価格を発表したが、新機能の詳細などはまだ明らかにしていない。

横井伸好業務執行役員インフォメーションワーカービジネス本部長

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