シグマ、デジタル一眼レフ用の超広角ズームレンズ、広角側8mmを実現

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2010/04/16 11:01

 シグマは、デジタル一眼レフカメラ専用の超広角ズームレンズ「SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」を発表した。4月29日に、シグマ、キヤノン用を発売する。価格は9万4300円。ニコン、ペンタックス、ソニー用の発売は未定。

SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM

 撮像素子がAPS-Cサイズの一眼レフ用では世界初となる広角側の焦点距離8mmを実現した。レンズの素材には蛍石と同等性能のガラスを4枚採用しており、超広角で問題となる倍率色収差を補正している。

 非点収差、像面湾曲の補正のために、グラスモールド非球面レンズ2枚、ハイブリット非球面レンズ1枚を使用した。レンズにスーパーマルチレイヤーコートを施すことで、フレアやゴーストの発生を抑えた。

 フォーカスの方式はインナーフォーカス。超音波モーター「HSM(Hyper Sonic Motor)」を搭載しており、オートフォーカスの高速化と静粛性向上を図った。フルタイムのマニュアルフォーカスにも対応する。