シリーズ最新作「機動戦士ガンダムUC 1」BD版の初回出荷数が7.5万枚を突破

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2010/03/17 18:47

 バンダイビジュアルは、2010年3月12日に発売したオリジナル・ビデオ・アニメーション『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) episode1 ユニコーンの日』について、ブルーレイディスク(BD)版7.5万枚、DVD版3.5万枚の計11万枚を初回出荷したと発表した。

『機動戦士ガンダムUC 1』 BD版
(C)創通・サンライズ

 オリコンが集計する3月22日付のオリコンウィークリーランキングでは、BD・DVDともに売上数第1位を獲得。BD版の売り上げは5.6万枚で、1月27日発売で26.1万枚を売り上げた映画『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』に次ぐ歴代2位を記録した。

 『機動戦士ガンダムUC』は、人気アニメ『ガンダム』シリーズの最新作で、『亡国のイージス』などで知られる作家・福井晴敏による小説を、1巻1話収録の全6巻で映像化する。第2巻は2010年秋に発売の予定。

 BD/DVDの発売に先立ち、2月20日から全国5都市8館で、第1話のプレミア上映を2週間限定で実施。また、同日からSCEが運営する「PlayStation Store」で、PlayStation 3、プレイステーション・ポータブル(PSP)向けに有料ネットワーク配信を開始した。料金は、HD画質が1000円、SD画質が700円。現在は日本国内だけの配信だが、今後は北米などその他のエリアでも配信する予定。

 BD版『機動戦士ガンダムUC』は、日本語音声に加え、英語での吹き替え音声と、日本語・英語・フランス語・スペイン語・中国語の字幕を収録。設定を切り替えることで、音声と字幕を自由に組み合わせることができる。BD-LIVEにも対応している。

 バンダイビジュアルでは、1979年に制作した初代シリーズ『機動戦士ガンダム』の世界観と同じ“宇宙世紀”の最新作であること、またプレミア上映やネットワーク配信、世界同時展開のクロスオーバーコンテンツという戦略・話題性が今回のヒットに貢献したと分析している。