最新デジカメ・機器の祭典「CP+2010」アクセサリ各社、“カメラ女子”にアピール

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2010/03/12 21:08

 カメラ・写真映像機器の総合展示会「CP+2010」。カメラアクセサリメーカーの動向として、ハクバ写真産業、エツミ、ケンコーの3社が2010年に投入する新製品を中心に紹介しよう。ハクバ写真産業とエツミは、ここ数年のデジカメ人気を支えている女性向けの製品を拡充。ケンコーは、上級者に向けた製品を追求することで、既存ユーザーを引き続き確保していく構えだ。

ハクバ写真産業のブース

 ハクバ写真産業は、カメラバッグやコンパクトデジカメ用のケース、液晶保護フィルムなど、各種アクセサリを豊富に展示。自社ブランドのほか、スペースの3分の1程度をアウトドアブランド「Lowepro」に割いている。 

一見してカメラバッグに見えないモデルは若者に人気

 特に目立ったのは、若者がつい欲しくなるようなおしゃれなカメラバッグだ。ひと目見ただけではカメラバッグに見えないデザインがポイント。例えば、レッドやブルーなど、原色を用いたメッセンジャーバッグ風のデザインのバッグや、女性向けに布の素材感を生かしたカジュアルなバッグなどが並ぶ。 

お気に入りのバッグに一眼レフカメラが収納できる「インナーソフトボックス」

 このほか、お気に入りの手持ちのバッグに収納すれば、カメラを安全に持ち運べる「インナーソフトボックス」も披露。オレンジ、ブルー、グレー、ブラックの4色で展開し、サイズは9種類。スタッフによると、「家電量販店ではスペースの関係で多くは置けないが、今回は展示会なので広くスペースを取った」という。

 同社はバッグだけでなく、ストラップやコンパクトデジカメのケースなどで、女性をターゲットとして製品ラインアップを拡大していく構えだ。 

エツミのブース

 エツミの展示の目玉は、カメラバッグ「very(ベリー)」と「D-spec(ディースペック)」のカラーバリエーション。例えば「very」ならブラウンとパープル、「D-spec」はブラウンとレッドを新たに追加した。スタッフは「カラーを広げることで、すでに展開している色のモデルも売れる」と期待を寄せる。5月中旬に発売する予定だ。 

縞模様がかわいい「Une ville」

 デザインで訴求する製品として、ストラップも展示する。「Une ville(ユニヴィール)」というモデルで、ピンクやグリーン、ブルーなど淡い色合いを生かした縞模様がとてもキュート。こちらは2月に発売済み。 

3型液晶向けライブビューフード「E-6273」(左は一眼レフカメラに装着したところ)

 ちょっと変わったデジタル一眼レフカメラ用の周辺機器も登場。液晶モニタ部分に取り付けるライブビューフード「E-6273」だ。装着すれば、まるでビデオカメラのファインダーをのぞいているかのような感覚で動画を撮影できる。動画対応の一眼レフカメラが人気を集めていることから、製品化に踏み切る。発売は5月中旬の予定。 

ケンコーのブース

 カメラ用フィルターで定評のあるケンコーは、フィルター、三脚、交換レンズ、デジタルフォトフレームなど、幅広い製品を展示する。フィルターでは、参考出品として「Zeta EX サーキュラーPL」を展示。透過率の高い偏光膜を採用したのが特徴で、カラーバランスを維持するほか、シャッタースピードが落ちない。 

フィルター「Zeta EX サーキュラーPL」を参考出品

 また、コンパクトデジタルカメラ向けのアクセサリとして、脚の部分に磁石を付けた小型三脚「ゴリラポッド マグネティック」も並ぶ。「ゴリラポッド」は、脚の形状が自由に変えられるユニークな三脚。「月に3万個程売れる人気商品」とスタッフは胸を張る。フィルターとともに、今年の夏に発売する予定だ。 

脚に磁石を備える「ゴリラポッド マグネティック」

 女性ユーザーの増加で活性化が期待されるデジタルカメラ市場だが、ケンコーはその動きを冷静に捉えている。「新しいターゲットを取り込もうとすると、これまでのユーザーが離れてしまう」(同社スタッフ)からだ。2010年、ケンコーは強みをもつフィルターなどの上級者向けアクセサリに引き続き注力していく。