キヤノンは、インクジェットプリンタ「PIXUS」の新製品として、ホームオフィス向けの複合機/プリンタの3モデルを2月下旬に発売する。価格はオープン。ラインアップと実勢価格は、複合機の上位モデル「PIXUS MX870」が3万円前後、下位モデル「PIXUS MX350」が2万円前後、プリンタの「PIXUS iP2700」が8000円前後の見込み。

PIXUS MX870

 「MX870」は、最大35枚のA4用紙がセットできるADF(自動両面原稿送り装置)を備えた複合機。自動両面プリント、コピー、スキャンに対応する。無線LAN規格IEEE802.11b/g/nに対応し、ネットワーク環境を構築すれば、1台のプリンタを複数のPCで共有できる。

 「基本操作」「10キー」など各種ボタンを役割ごとに区分けすることで、操作パネルを見やすく、使いやすく改良した。用紙トレイは、普通紙用の「前面給紙カセット」、ハガキや写真用紙などの「後トレイ」を備え、その都度用紙を入れ替える必要がない。全色が独立した5色のインクタンクシステムを採用。黒インクについては、写真と文字をそれぞれ美しく仕上げる2つのインク「W黒(ダブクロ)」を用いた。

 2400dpiのスキャナ機能を装備。解像度は9600×2400、インク滴サイズは1pl。給紙可能枚数は普通用紙の場合、後トレイと前面の給紙カセットで各150枚。サイズは幅491×奥行き437×高さ226mm。カラーはシルバー。

PIXUS MX350

 「MX350」は、最大30枚のA4用紙に対応したADFを搭載するモデル。上位モデルの「MX870」と同様、無線LANでPCと接続すれば、プリント、スキャンがワイヤレスで操作できる。インクタンクとプリントヘッドを一体化した「FINEカートリッジ」を採用し、交換作業がしやすい。

 解像度4800×1200、インク滴サイズ2pl、給紙方式は後トレイ、給紙可能枚数は普通紙の場合で100枚。1200dpiのスキャナ機能を備える。インクのカートリッジは4色。サイズは幅458×奥行き415×高さ198mm。カラーはホワイト。

PIXUS iP2700

 インクジェットプリンタ「iP2700」は、コンパクトなエントリーモデル。シリーズに共通で搭載する高密度プリントヘッド技術「FINE」と染料インクを組み合わせた発色のよい写真印刷と、耐水性に優れた顔料インクによるくっきりしたテキスト印刷を両立した。

 このほか、シリーズ共通の特徴として、Webサイトの必要な部分だけを切り抜いたり、切り抜いた部分を自由にレイアウトして印刷できるソフト「Easy-WebPrint EX」に対応する。

 解像度は4800×1200、インク滴サイズは2pl、給紙方式は後トレイで、給紙可能枚数は普通紙の場合で100枚。インクのカートリッジは4色。サイズは幅445×奥行き250×高さ130mm。カラーはブラック。