LGエレクトロニクス・ジャパン(LG、李揆弘社長)は、2月18日、東京・秋葉原のUDXギャラリーで液晶モニタ事業の戦略発表会を開催した。李社長は「品質に厳しい日本市場で、満足度の高い価値のある製品を投入する」と、シェア拡大に向けた意気込みを語り、その柱として、「LEDバックライト」「3D」「超解像技術」を挙げた。

 LGは、日本の液晶モニタ市場を「08年がワイド化、09年が16:9のアスペクト比というように、毎年トレンドが変化してきた。2010年はLEDバックライトがカギとなって市場をけん引していく」(朴胤根マーケティングマネージャー)とみている。同社の分析によると「2010年は、市場全体で20%程度がLED化していく」という。同社は、LEDバックライト搭載モデルの機能強化とともに、ラインアップの拡充を図りながら「40%以上をLED化」することで、優位性を打ち出していく方針だ。 

3D対応モデルは4月下旬から5月上旬の発売

 3Dでは、4月下旬から5月上旬に、3D対応の23型「W2363D」を発売する。価格は4万円前後で検討しており、3D元年といわれる2010年、早くも5万円以下の3D対応モデルが登場することになりそうだ。 

李 揆弘社長

 また、5月には超解像技術「Super+Resolution」を搭載した23型フルHDモデル「E2350VR」を、世界に先駆けて日本市場に投入する予定。 

他国に先駆けて投入する超解像技術採用の23型フルHD「E2350VR」(5月発売)

 そのほか、広視野角のIPS方式を採用したグラフィックモニタを2010年第3四半期(7-9月)以降に投入する。他社のIPSモデルと比べて低価格にすることで「IPSの普及率を上げていく」(朴マーケティングマネージャー)と、販売拡大に自信を示した。 

朴 胤根・マーケティングマネージャー

 LGは2009年、グローバル市場で2000万台の液晶ディスプレイを販売し、世界シェア2位を獲得。2012年度にはシェアナンバーワン獲得を目指している。