ブルーレイディスク アソシエーション(BDA)は、12月18日、「Blu-ray 3D」の仕様を最終決定したと発表した。

ブルーレイディスク アソシエーションのホームページ

 「Blu-ray 3D」仕様は、BDフォーマットの技術特性を活用して、ハードとソフトすべてのBlu-ray 3D製品で互換性をもつのが特徴。Blu-ray 3D対応のプレーヤーと映画ソフトを使えば、立体画像がフルハイビジョン(フルHD)で視聴できる。

 ディスプレイ診断機能を組み込んだことによって、液晶やプラズマなどの方式を問わず、互換性のある対応ディスプレイであれば3D映像を再生する。このほか、現在製品化されているBDプレーヤーで3Dディスクを2D再生したり、今後発売されるBlu-ray 3Dプレーヤーでの2Dディスクを再生したりできる。ソニーの家庭用ゲーム機「PS3」でも、コンテンツの3D再生が可能。

 現在BDプレーヤーがサポートする「ITU-T H.264 AVC(Advanced Video Coding)」規格を拡大した「MVC(Multiview Video coding)」規格を採用。MPEG4-MVCによって、左眼と右眼両方の映像を、同等の2Dコンテンツと比較しておよそ50%のオーバーヘッドで圧縮。既存のBDプレーヤーでもフルHD映像を再生する後方互換性を備える。3D向けに強化したグラフィック機能を採用し、3Dによるコンテンツのナビゲーションや字幕の表示も可能。

 BDAは、今後メーカーやコンテンツプロバイダー各社が、自社の計画に応じて製品開発・発表・販売ができるよう、「Blu-ray 3D」仕様の完全版に、必要な技術情報およびガイドラインを添えて提供する予定。