キングジムは11月25日、デジタルメモ「ポメラ」の第2弾として「DM20」を12月11日に発売すると発表した。価格は3万4650円。新たに、作成した文章をQRコード化し、携帯電話のバーコードリーダーで取り込む機能などを備えた。08年11月に発売した現行機種「DM10」の上位機種に位置づける。

ポメラの第2弾「DM20」

 「ポメラ」は、08年11月に第1弾製品を発売。当初の年間販売目標としていた販売台数の3万台は4か月で達成し、その後、販売目標を10万台に上方修正している。宮本彰社長は、「ポメラは不況のなかで話題の商品として注目され、同業の社長からうらやましいと言われる」と自信を示し、「当社の売上げにも寄与している」と述べた。

宮本彰社長

 「DM20」は、第1弾製品「DM10」ユーザーからの要望を聞き、あらためて「ポメラとは何かを考えて製品化した」(開発本部電子文具開発部の立石幸士氏)。液晶画面は「DM10」の4インチから5インチに拡大し、「あえてカラー化せずに、文字や文章を“書く”ことにこだわって進化させた」(同)という。1ファイル全角2万8000文字、最大1000ファイルまで保存できる。また、作成した文章をQRコード化し、携帯電話のバーコードリーダーで読み込む機能などを備えるなど、記者や編集ライター、ブロガーなど、文章を書く機会の多い人向けのプレミアムモデルに位置づけている。

携帯電話のバーコードリーダーでテキストを取り込める

 「DM20」の販売目標は初年度5万台。従来機種「DM10」と新製品「DM20」を合わせたポメラ全体の販売台数は、「15万台以上を目指す」(横田英人・常務取締役開発本部長)としている。今後も、さらにラインアップを拡充していく予定だ。

開発本部電子文具開発部の立石幸士氏