NTTドコモ、香りをケータイする「F-02B」など2機種、11月20日発売

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2009/11/13 17:27

 NTTドコモは11月13日、携帯電話の09年度冬春モデルとして、香りを携帯できる「docomo STYLE series F-02B」と、1220万画素カメラなど撮影機能を充実させた「docomo PRIME series F-01B」を11月20日に発売すると発表した。ともに富士通製で、価格はオープン。実勢価格は「バリューコース」で一括購入をした場合、「F-02B」が5万円台前半、「F-01B」が6万円前後の見込み。

docomo STYLE series F-02B(Folli Follie Gold)

 「F-02B」は香水の香りを持ち歩けるのが特徴。香水は、背面パネルの中央にある「フレグランスピース」の中のチップに吹きかける。

 デザイン面では、宝石をイメージした決定ボタンのほか、18種類のパターンでイルミネーションが光る「ブリリアントイルミ」を前面パネルに採用。トータルで美しい外観に仕上げた。このほか、IPX5/7/8等級の防水性能、IP5X等級の防塵性能をもち、お風呂やキッチンでも使える。

香水は背面に収納する専用チップに吹きかける

 約810万画素カメラを搭載し、デジタルカメラ向けの画像処理エンジン「Milbeaut Mobile」と合わせて高精細な画像を撮影する。家族や友人などの顔をあらかじめ登録しておくと顔を認識し、優先的にピントを合わせる「サーチミーフォーカス(個人認識撮影機能)」、笑顔の時にシャッターを切る「スマイルファインダー」機能を備える。

 カラーはOpal White、Onyx Black、Ruby Pinkに加え、ファッションブランド「Folli Follie」とコラボレーションした「Folli Follie Gold」の4色。「Folli Follie Gold」は、内蔵コンテンツやストラップ、パッケージまで同ブランドの世界観を表現した。サイズは高さ110×幅50×厚さ14.8mm、重さは118g。

docomo PRIME series F-01B(BLUE)

 一方、「F-01B」は1220万画素カメラを搭載するカメラ機能を充実させた端末。最大約6.2倍までズームしても、画質が劣化しない。フォーカスを合わせた被写体を自動で追いかけてピントを合わせ続ける「トラッキングフォーカス」を搭載。

 このほか「自動シーン認識」「局所コントラスト補正」「トリプルブレガード」など豊富な撮影アシスト機能を装備。「F-02B」と同様、「サーチミーフォーカス」「スマイルファインダー」機能も盛り込んだ。

3.4型のタッチパネルを採用

 画面には、タッチパネル式の3.4型フルワイド液晶を採用した。手書きの文字によるテキスト入力が可能な「フリータッチライティング」機能のほか、写真にスタンプなどのデコレーションができる「手書きスナップ」機能を備える。

 また、本体を腰に取り付けてゴルフのスウィングフォームを診断する「ETGA(Ezure Tadashi Golf Academy)スウィングレッスン」を搭載。プロゴルファーの江連忠氏監修による診断、アドバイスを受けることができる。

 「F-02B」と同じく、防水IPX5/7/8等級、防塵IP5X等級に対応する。サイズは高さ114×幅51×厚さ17.3mm、重さは141g。カラーはBLUE、WHITE、BLACKの3色。