富士通、タッチ式サブ画面が使いやすくなったAVノートPCなど3シリーズ

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2009/10/13 13:05

 富士通は10月13日、ノートPC「FMV-BIBLO(ビブロ)」09年冬モデルとして、タッチパネル式セカンドディスプレイの操作性を向上した上位モデル「NWシリーズ」など、OSにWindows 7を搭載した3シリーズを10月22日に発売すると発表した。価格はいずれもオープン。

タッチ操作の小画面が使いやすいAVノートPC――NWシリーズ



NWシリーズ(NW/E90D)

 「NWシリーズ」はキーボード上部に4型ワイドのセカンドディスプレイ「タッチスクエア」を搭載したAVノートPC。今回新たに「音楽プレーヤーモード」を搭載し、再生ソフト「Windows Media Player」と連動して、楽曲情報の表示や音楽再生などの基本操作が行える。また、従来モデルと同様、地デジ視聴向けにリモコン機能を備え、チャンネルの数字キーの表示や放送切り替えボタンを新設するなど、使い勝手を高めた。

 ラインアップは、アスペクト比16:9の16型ワイド液晶を搭載した「NW/E90D」のみ。主な仕様は、CPUがCore 2 Duo P8700(2.53GHz)、4GBのメモリ、500GBのHDD、ブルーレイディスク(BD)ドライブ、地上デジタルチューナー×1などで、無線LANはIEEE802.11b/g/nに対応する。OSはWindows 7 Home Premium 32ビット正規版。カラーはブラック。実勢価格は20万円前後の見込み。

丸みのある新デザイン、カラバリ豊富な普及機――NFシリーズ



 「NFシリーズ」は、アスペクト比16:9の15.6型ワイド液晶を搭載したノートPC。ラインアップは4機種で、最上位モデル「NF/E75」にはBDドライブ、そのほかの3機種にはDVDスーパーマルチドライブを採用する。上位モデル「NF/E75」「NF/E70」2機種のOSはWindows 7 Home Premium 32ビット正規版だが、付属のリカバリディスクを使えば64ビット版に変更できる。

 また、下位モデル「NF/E50」「NF/E40」2機種には、本体全体に丸みを帯びた新デザインを採用。フルサイズの10キーを備えるほか、AVCHD対応の映像編集・再生ソフトを搭載するなど、使いやすさを高めた。

NFシリーズ(NF/E70)

 「NF/E75」「NF/E70」「NF/E50」3機種の主な仕様は、CPUがCore 2 Duo P8700(2.53GHz)、標準4GBのメモリ、500GBのHDD、IEEE802.11b/g/nの無線LAN。なお、「NF/E70」「NF/E50」ではOffice Personal 2007 with PowerPoint 2007(SP2)を搭載するモデルも選択可能。実勢価格は「NF/E75」が17万円台半ば、「NF/E70」が16万円前後、「NF/E50」が15万円前後の見込み。

 カラーは「NF/E75」「NF/E70」がエボニーブラック、アーバンホワイト、ルビーレッド、プルシャンブルーの4色、「NF/E50」はアーバンホワイト、シャイニーブラック、クリムゾンの3色から選べる。

 エントリーモデルの「NF/E40」の主な仕様は、CPUがAMDのAthlon II M300(2GHz)、標準2GBのメモリ、320GBのHDD、IEEE802.11b/g/nの無線LANで、OSはWindows 7 Home Premium 32ビット正規版。カラーはアーバンホワイトのみ。実勢価格は12万円台半ば。

ビビッドなピンクも選べる14.1型ワイド――Sシリーズ



 「Sシリーズ」は14.1型ワイド液晶を搭載するノートPC。従来モデルと比べてHDD容量を320GBから500GBに増加したほか、画面の枠に光沢のある塗装を施してデザイン性を高めた。

Sシリーズ(S/E50)

 ラインアップは「S/E50」のみで、主な仕様はCPUがCore 2 Duo P8700(2.53GHz)、4GBのメモリ、OSはWindows 7 Home Premium 32ビット正規版。通信機能はIEEE802.11b/g/nの無線LANと、Bluetooth Ver.2.1+EDRに対応する。カラーはピンクパープルとミルクホワイトの2色。実勢価格は15万円前後の見込み。
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