G Data、同社製ウイルス対策ソフトが検出率テストで22か月連続首位獲得

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2009/09/04 13:41

 G Data Softwareは9月4日、同社のアンチウイルスソフト「G Data AntiVirus」が、ドイツの第三者機関「AV-TEST」によるウイルス検出率テストにおいて、22か月連続で検出率第1位を獲得したと発表した。

「G Data インターネットセキュリティ 2010」

 「AV-TEST」は、ドイツのマグデブルク大学にある、ウイルス対策ソフトをテスト評価する第三者機関。今回のテストでは、主要ウイルス対策ソフト10製品を対象とし、「ワーム」「トロイの木馬」「ボット」「バックドア」を含むマルウェア検出率を測定した。検体はアジア・パシフィック地域、特に日本、台湾、中国において頻発しているウイルスを中心に採集され、6か月以内に発生したものに限定している。総検体数は106万1021。

 テストの結果「G Data AntiVirus」は、98.83%の検出率で22か月連続の首位獲得となった。以下「McAfee ウイルススキャンプラス」が98.81%、「Norton アンチウイルス」が98.32%となっている。

 この結果に対して同社のJag 山本社長は「私たちG Dataは、最高品質のセキュリティをお客様に提供するための指標として、第三者機関による検出率テストの結果を重視してまいりました。特にAV-TESTの結果は、『VB100』のようなワイルドリストによる検出率100%を認証の基準にしているテストとは異なり、高レベルで品質が比較されます。今後も、かぎりなく100%に近いウイルス検出率を目指して、日夜努力し続ける所存です」とコメントしている。

 なお、同社は日本国内向けの製品として、ウイルス対策ソフト「G Data アンチウイルス 2010」と総合セキュリティソフト「G Data インターネットセキュリティ 2010」を9月2日に発表している。取り扱いはジャングル。