トレンドマイクロ、Win/Mac両対応のセキュリティソフト「ウイルスバスター2010」

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2009/09/02 16:34

 トレンドマイクロは9月2日、総合セキュリティソフト「ウイルスバスター」シリーズで、同シリーズとして初めてWindowsとMacの両方のOSに対応する「ウイルスバスター2010」を、9月2日から順次発売すると発表した。価格はオープン。

「ウイルスバスター2010」を発表

 WindowsとMacのPCを併用するユーザーをターゲットとしたのが特徴。Windows向けの「ウイルスバスター2010」に、Mac OSに対応するセキュリティソフト「ウイルスバスターfor Mac」を同梱して提供する。OSの種類を問わず、1シリアルでPC3台まで利用できる。

 「ウイルスバスター2010」は、「安心」「軽快」の2つをキーワード基づき機能を新しく搭載、または強化したという。「安心」の面では、Webからの脅威に即時に対応するネットワーク「Trend Micro Smart Protection Network(SPN)」の関連技術を導入。PCに侵入しようとした不正プログラムと思われるファイルの情報などを自動的にトレンドマイクロに送信する「スマートフィードバック」機能を搭載した。送信された内容は同社で分析を行い、分析結果を安全性評価情報などに反映することで、ユーザーに最新の対策を提供する。

 また、個人情報保護機能を強化した。ブラウザ上で入力したキー入力情報を暗号化するツール「GuardedID Standard」を備え、従来のパスワードの暗号化に加え、IDや住所・氏名の入力フィールドも暗号化が可能となった。

(左から)「ウイルスバスター2010 1年版」と「ウイルスバスター2010+保険&PCサポート 1年版」

 「軽快」の面では、従来製品「ウイルスバスター2009」と比べて、PCの起動時間を約3割短縮した。さらに、不正プログラムが潜みやすい場所に重点をおき短時間で検索できる「クイック検索」機能の検索時間も約2割短くなった。また、毎月1回予約した時間にPCを最適な状態にする「システムチューナー」機能を実装、ソフトウェアやメッセンジャーの履歴を削除する機能を搭載した。

 そのほか、「全画面サイレントモード」の機能を拡張し、PCが使われていないアイドル状態のときにのみパターンアップデートや予約検索を開始する「アイドルタイムスキャン」に対応する。対応OSはWindows 7/Vista/XP。

 一方、「ウイルスバスターfor Mac」では、総合ウイルス対策、スパイウェア対策などの基本機能に加え、Webの安全性評価技術を採用した。そのほか、金融機関やショッピングサイトなどに偽装したフィッシング詐欺サイトへの接続を遮断する「フィッシング詐欺対策機能」や、「有害サイト規制機能」なども搭載。対応OSは、Mac OS X 10.5/10.4以降。

大三川彰彦・取締役 日本地域担当

 主なラインアップと同社オンラインショップでの価格は、「ウイルスバスター2010 1年版」が5980円(ダウンロード版4980円、以下同様)、「同 3年版」が1万2800円(1万1800円)。また、PC使用時にトラブルが起きた際、電話やメールなどでサポートが受けられる「ウイルスバスター2010+保険&PCサポート 1年版」が7980円(6980円)、「同 3年版」が1万6980円(1万5980円)。

吉田健史・コンシューママーケティンググループ部長

 大三川彰彦・取締役 日本地域担当は「トレンドマイクロは(国内の総合セキュリティソフトの販売本数において)メーカーNo.1である」と自信を見せた。また、吉田健史・コンシューママーケティンググループ部長は「(総合セキュリティソフト市場において)勝ち続けるためには、新しい機能を多く搭載するより、お客様に安心を提供するという基本方針を変更しない。今後はさらにAbsolute No.1(絶対的な1位)を目指す」とコメントした。
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