ミニノートPCに注目が集まるノートPC市場。しかし、09年4月のノートPCのシリーズ別販売台数シェアを見ると、10.2インチ以下のミニノートPCは30.0%とノートPCの3割程度。まだまだ主流は機能が充実したメインPCとなりうるモデルだ。そんなノートPCの4月の売れ筋トップ10を紹介しよう。

ノートPCシリーズ別ランキング 2009年4月
順位 メーカー名 シリーズ名 メモリ容量 ディスプレイ解像度
1 富士通 FMVNFC50 2GB 1366×768
2 NEC LL550/SG 2GB 1280×800
3 東芝 PATX66HLP 4GB 1366×768
4 NEC LL750/SG 4GB 1280×800
5 東芝 PATX65HLP 4GB 1366×768
6 ASUS EPC1000HE-X 1GB 1024×600
7 富士通 FMVNFC70 2GB 1280×800
8 NEC LL370/SG 2GB 1280×800
8 東芝 PAEX33HLP 2GB 1280×800
10 レノボ・ジャパン IdeaPad S10e 1GB 1024×576
「BCNランキング」4月月次 <最大パネル>


 4月の1位は富士通の「FMVNFC50」が獲得。丸みを帯びたフォルムに光沢のある塗装を施した、スリムなきょう体を採用している。薄型テレビと同じアスペクト比16:9の15.6型ワイド液晶を装備し、ハイビジョン(HD)コンテンツをフル画面で表示できるのが特徴だ。CPUにCore 2 Duo P8400、2GBのメモリ、320GBのHDDを搭載する。市場推定価格(以下、価格)は10万6000円。

FMVNFC50


 2位はNECの「LL550/SG」だった。カラーやスペックなどラインアップが豊富な15.4型ワイド液晶のスタンダードPC「LaVie L」シリーズの低価格モデルだ。春の新ラインアップでは、全機種にAVCHD規格に対応したビデオ編集ソフト「DVD MovieWriter for NEC」を搭載。同規格に対応したデジタルビデオカメラの映像を取り込んで編集し、HD画質のままDVDに書き込むことができる。CPUにCore 2 Duo P8600、2GBのメモリ、320GBのHDDを搭載する。価格は10万6600円。

 続いて3位には、東芝の「PATX66HLP」がランクインした。4GBの大容量メモリを標準で備えるほか、16:9の16型ワイドの大画面を備え、映画などの視聴にも適している。CPUはCore 2 Duo P8600で、HDDは320GB。価格は10万9100円だ。

 4位は、2位のNEC「LL550/SG」の上位モデル「LL750/SG」。こちらは4GBのメモリを搭載している。価格は12万6600円。また、5位は3位にランクインした東芝「PATX66HLP」の下位モデル「PATX65HLP」だった。仕様はほぼ同じだが、「PATX65HLP」はCPUにCore 2 Duo P8400、250GBのHDDを搭載している。価格は10万9200円。

 以上トップ10には、6位と10位を除きすべて09年春のスタンダードモデルがランクインした。春モデルの特徴は、普及価格帯のモデルでも4GBメモリや、16:9の液晶ディスプレイが標準化したことだった。スタンダードモデルが高機能化していく中、上級モデルは今後どう進化していくのか、注目したいところだ。(BCN・武井美野里)


*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店からPOSデータを毎日収集・集計している実売データベースです。これは日本の店頭市場の約4割をカバーする規模で、パソコン本体からデジタル家電まで124品目を対象としています。

*記事中の「市場推定価格」は、記事掲載時点のものです。市場推定価格は、「BCNランキング」のデータをもとに独自に算出した推定値で、消費税込みの金額で表記しています。